NHK土曜ドラマ「3000万」を私は、毎週楽しみにして観ています。
子供達も全員で見ています。それくらい、面白いのが、
この安達祐実主演の「3000万」
その感想と、安達祐実の怪演技と、そして、「3000万」で登場する、
ピアノ、クラシック曲をご紹介していきたいと思います。
土曜ドラマ3000万感想とピアノクラシック曲調査!⓵あらすじ
毎日、忙しく、ギリギリの生活の中、家族3人、仲良く過ごしていた家族を
ある事故をきっかけに、人生が、思わぬ方向へ変わっていく様子を描いた
NHK土曜夜ドラマです。
主演は、安達祐実さん。コールセンターの派遣社員として、上司からの嫌な注意言葉にも耐え、
家のローンやピアノの上手な息子にピアノを買ってやりたい・・と、子育ての悩みに日々を送っていました。
夫役は、青木崇高さん。楽天的な性格で、警備員の仕事を続けている。
夢は、もう一度、大好きな」¥ギター、音楽で仕事をしていきたいと思っている。
そんな中、強盗グループ仲間から、3000万を1人バイクで逃走した、女が
その夫婦の車とぶつかった。
女は、夫婦の車を盗み、さらに逃走したが、途中、事故に合い、意識不明に陥る。
その間、その車の後ろに乗ったままだった小学生の息子が、
3000万のバックを持って帰ってしまうという話から、
夫婦家族の人生が歯車が狂っていくという話です。
※現時点で、まだ3話までしか見ていません。ご了承下さい(8話放送予定中)
土曜ドラマ3000万感想とピアノクラシック曲調査!⓶面白いところ
●この「3000万」の脚本は、4名の脚本家が集結したドラマらしい。
なので、超面白い!の1言!
●とにかく1話1話が、ハラハラドキドキで、
私が一人で見ていたのに、どんどん、中学生の子供も、テレビをじっと見いってしまうくらいの
目が離せない内容なのです。
●そして、「うそでしょ?!」という、ストーリー展開に、私は、
怖くもあり、でも、ハラハラドキドキで、心臓に悪いような、でも、
やっぱり見たくてしょうがない衝動にかられるのが、この「3000万」なのです。
●盗んではいけない!とは、わかっていても、人間の弱さかな、やっぱり、ギリギリ毎日
会社で叱られて、日々我慢して、節約して・・そして、大好きな息子がピアノが上手いのに、
壊れた、音のならない電子ピアノで練習している姿を見ると、どうしても、母親としての気持ちが
安達祐実さんの心情がわかってしまい、つらくなるのです。
そして、その昔、安達祐実さんが子役で主役の有名なドラマのセリフ
「同情するなら、金をくれ!」が思い出されて、またそれも、面白い!
NHK夜ドラの「3000万」なのです。
土曜ドラマ3000万感想とピアノクラシック曲調査!⓷安達祐実、その他キャストの怪演技感想
主人公:安達祐実の夫が、青木崇高さん。
●安達祐実さんの、細かい心情を映し出す、しぐさ、演技も「さすが!」というくらい、
上手いです。
そして、安達祐実さんの、小柄で、透明感のある昔と変わらない姿は、ファンとしては、
ぐっと、見入ってしまいます。
●夫役の、青木崇高さんが面白いのは、やはり、豪快で、るろうに剣心で見せた、
素直で、悪気のない、少年の心をいまだ持ち続ける、夢を捨て見れない、
笑顔の素敵な夫の演技です。
●犯人役の指示役が、もう超怖くて、強くて、リアル感半端ない演技も見どころです。
●犯人?!(3000万を探している2人組の中に、)少年っぽい若い子がいますが、
私は、自分の子供のように
見えてしまい、「何で、こんなことしているのだろう・・」と悲しくも同情してしまう犯人の1人です。
そこも、私のように、子供を持つ母親の気持ちになってしまうのが、
このNHK夜ドラ「3000万」の面白いどころでしょう。
そんな風に思わせてくれる、ちょっとどこか頼りない、
おびえてる風な演技も凄いなと思います。
●3000万を持ち逃げした、バイクに乗った女の演技も、見どころです。
どこが凄いかというと、湖で、フライパンで、追ってきた大男(大男役の演技も上手かったが)
の頭を殴り、
そして・・その女が、タバコを吸うシーン・・目の前に、倒れてしまった大男がいるのに、
大男のポケットからタバコを取り出し、「タバコを吸う?」と主人公ゆうこ(安達祐実)に
一応、聞くシーンが、恐ろしくも、しかし女性同士という、何だか、2人で協力した感もあり、
女性としての優しさも映し出され、
私は、驚愕しながらも、何となく、その女の優しさが伝わる場面でした。
凄い殺人的なことをしているのはわかっているのに、優しさをも出せる演技って、凄いなと思うのです。
若手の女優さんですが、とにかく、見入ってしまう演技です。
土曜ドラマ3000万感想とピアノクラシック曲調査!④登場するピアノクラシック曲は?
このNHK夜ドラ(土曜ドラマ)3000万の中で、息子がピアノを弾くシーンが
よく登場します。
●第1話では、ピアノの発表会で、小学生の息子が、いきなり、バッハインベンション8番を
難なく弾いている様子が映されています。
小学生中学年?!位で、少年が、バッハインベンション8番を、綺麗な、とても、素敵な音色で
弾いている姿は、崇高に思えました!
バッハを弾くなんて、とても凄いですね!
そして、ピアノ発表会で、そのバッハをチョイスするピアノの先生は・・結構、まじめ?!クラシックばりばりの王道!の先生だと思いました!
「凄い・・見習わなければ(笑)」と思いました!
●そして、次に登場した、ピアノでのクラッシック曲は・・
やはり、同じバッハの「主よ、人の望みの、喜びよ」でした。
凄い、基礎バリバリテクニック中心のかっこいい、神聖なバッハが2連発で、聴いていると、
夫婦が3000万の誘惑に負けていく様子とは裏腹に、このバッハの清い音と旋律が、まさに、逆に、目立ったような感じでした。
神様にささげる曲、バッハの曲とは、真逆なのに、ちょっと、困惑、笑ってしまいました。
●そして、極めつけ・・まだ、2話までしか見ていないのに・・
次は、ピアノの先生が言っていた、ショパンの曲。
バッハの次は、ショパンと、何とピアノのお月謝が13000円に値上がりしている様子も
映し出され、何とも、私も同業者として笑ってしまいましたが、
私のピアノ教室の何倍?!と、月謝の金額にも、びっくりしました(笑)
曲は、ショパンの「別れの曲」です。何とも、不穏な題名をチョイスしてくる・・ドラマの脚本家も、凄いですね。
次回も、クラシック曲も、ドラマの展開もハラハラ、ドキドキにしながらも、
楽しみにしています。
~バッハ・インベンション8番~
※私の演奏は、ピアノの最初のしっかりとした指作りの練習として用いています(笑)ので、
少し、乱暴です。ピアノ発表会用の演奏ではございません。
ご了承下さいませ。
※ユーチューブ元:わくわくルンルン
~バッハ・人の望みの喜びよ~
※ユーチューブ元:わくわくルンルン
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