タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ

今回、ピアノを習っている人ならば、必ず通る、ピアノ教本の

ブルグミュラーの「タランテラ」について、書いてみました!

この「タランテラ」・・一度聴いたら、耳から離れられない曲で、

とても、魅力的な曲なのです。


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⓵ブルグミュラー紹介

●ブルグミュラーは、19世紀のフランスの作曲家

●教育的なピアノ作品で有名

●ブルグミュラー25の練習曲は、ピアノを習う人にとっては、必ず通るお手本教本です。

その中に「タランテラ」が含まれます。

●「タランテラ」はブルグミュラー25曲中の 20番目にあたります。


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ②タランテラの意味は?

●タランテラ=Tarantellaは、

イタリア南部地方の伝統的な、速いテンポの舞踏曲です。

●名前の由来には、「タランチュラ」毒クモにかまれた時の、

激しい踊りのようだ・・とする踊りからの由来からきているようです。


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⓷タランテラの歴史的背景

●「タランテラ」の起源は、16世紀までさかのぼります。

●もともとは、農村地帯で踊られていました。

●ブルグミュラーは、伝統的な舞曲を、練習曲に取り入れました。

●ピアノ学習者へ、ピアノテクニックと音楽性を同時に磨くことができる、ピアノ教材として

作りあげたようです!


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ③タランテラの特徴

●テンポ:非常に速い

●リズム:軽快なリズムで、8分の6拍子や、12分の8拍子が多く用いられています。

●シンコペーションも多いです。途中、リズム自体が変化したりするのも多いです。

●雰囲気:明るい。活気に満ちています。

●ブルグミュラーの「タランテラ」は、二短調から始まるも、軽快で、エネルギュッシュで、

途中、二長調へ明るく転調します。

ピアノ学習者にとって、テンポ感の一定的な維持や、

正確的なリズムの演奏の練習を重ねるにつれ、大いにピアノテクニックを学べることでしょう。

弾いた後は、生き生きと、練習曲なのに、「楽しい!」と思える、

飽きさせない曲と思います。何回も弾きたくなる、

ブルグミュラーの「タランテラ」なのです。


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ④ピアノテクニック的な要素

ブルグミュラーの「タランテラ」は、ピアノをある程度、習ってきて、次、技術的に、

更に基礎を固めよう!という、基礎を築く為の優れた練習曲となります。

●スケールやアルペジオは、指の独立を養われます。

指の滑らかさと正確さを上達できることでしょう。

●右手、左手の連携のパッセージが多く、リズム感や全体から見る協調性も、

養われることでしょう。


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⑤ピアノ難易度

難易度:★★

リズム習得と速さに、最初、戸惑うかもしれませんが、私は、(個人的な意見ですが)

楽しく練習出来る曲だと認識しているので、

そんなに、難しくはない!・・と思います。

タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⑤音楽的表現

ブルグミュラーの「タランテラ」は、綺麗なメロディと、

いぶかしげな短調→明るく安心感のある元気が出て、

希望が見えてくるような長調もあります。それが、ピアノを弾く人の感情を揺さぶり、

そして、その旋律は、ピアノを弾いていながらも、まるで、

自分がイタリアの南部地方にいるような気分にさせてしまう、

ちょっぴり、民謡?!ぽい雰囲気もあります。

私は、その民謡っぽい(笑)旋律やリズムが、特に日本人の心に、懐かしく響くものが多いと

感じています。

このブルグミュラー「タランテラ」を弾くことにより、

ピアノの技術も習得でき、しかし、心揺さぶられ、元気も出てやる気も出る!・・的な、

音楽要素満載なのです!

強弱も多くあり、それらが、細かいニュアンスまでをも、表現できる技術習得の機会

となることでしょう!


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⑥教育的な価値がある?!

ブルグミュラーの「タランテラ」は、ピアノテクニック習得ももちろんですが、

ピアノを練習するにあたり、子供にとっての感受性を豊にしたり、

「世界のイタリアってどこ?」→「気候はどんな?」→「食べ物は?」など、

ピアノを弾きながら、まるで、イタリアを旅している気分になるような、想像を膨らませる

わくわく感も出てきます。

指の独立や協調性、リズム感、音楽的表現力の総合性も養うこともできる、

スーパーピアノ練習曲!だと思います。

●「タランテラ」のリズムは、突然変わったりするので、その、楽譜を見ての先読み、準備など、

ピアノ学習者にとって、他の勉強にも通じるものも習得出来るのではないでしょうか?

そして、弾いてしまった後に、そのリズムカルな旋律や伴奏は、「タランテラって楽しい!」と

きっと、達成感も味わえて、反復練習→継続的な練習へと

導いてくれる練習曲だと思います!


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⑦ピアノ演奏のコツ

●まず、練習はメトロノームで何回もリズムが一定になるように練習しましょう。

●最初はゆっくり→だんだん速く→リズムカルな速いテンポ感まで練習しましょう。

●クリアな音をイメージして、右手は弾いていきましょう。

●左手は、あくまでも、右手が主役ですので、一定のリズムを保って、控えめにかっこよくリズムをとって弾きましょう。

●最後は、ドラマティックに弾きましょう。


タランテラの意味は?ブルグミュラーの難易度と魅力ピアノ演奏のコツ⑧ピアノ演奏

※実際、大人の方に弾いてもらいました!

 

※ユーチューブ元:わくわくルンルン

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