ブルグミュラーの1番「素直な心」に、ピアノを習っている人は、
何年生(何歳)くらいから入ったらよいのだろうか?・・と
疑問に思う人は多いと思います。
今回、この「素直な心」の難易度と楽譜を考察して、何年生くらいから入ったらよいか
調べてみました!
素直な心:楽譜(ブルクミュラー)は何年生から?1番の難易度と考察①1番「素直な心」とは?
●ブルクミュラー25の練習曲の1番最初に出てくる曲です。
●ブルクミュラーの中でも、とても弾きやすい曲です。
●ハ長調なので、シャープ♯もフラット♭もあまり気にせず弾けます。
※もちろん、何か所かついているところもあります。そこは、付いているのを見逃さず、
弾いていきましょう。
●これは、おまけですが、福山雅治さんの映画で、この「素直な心」が
ピアノで流れてきます。とても素敵なピアノの冒頭部分に、
聴きほれて印象に残っています。
素直な心:楽譜(ブルクミュラー)は何年生から?1番の難易度と考察②ピアノ難易度レベルは?何年生で弾ける?
●左手が、ハ長調の和音カデンツそのまま最初に出てきます。
なので、この、ハ長調の和音を習って、弾けたら、もう、この「素直な心」にも、
入ってよいと思います。
●難易度レベルは、★1つと言ったところでしょう。
●しかしながら、音読みが、右手が、高いソラシドを読めないと弾けない為、
高い音読みをすんなり1人で出来てからが、1番良い・・と思います。
ちなみに、ピアノを1年生で習い始めて、3年くらいでは、弾けると思います。
なので、1人で、音読みして、楽譜が理解できるのが、早くて小学3年生ぐらい~と言ったところでしょうか。
●ピアノ発表会では、この「素直な心」は、小学生の1、2年生などでも
よく弾いているのを目にします。(これは、親子さんが、もしかして、音読みを手伝った可能性も
あるかもしれませんが・・)
ピアノを習い始めたのがまあまあ早い子供さんは、1人で音読み出来て、
楽譜を理解出来れば
もちろん、小学1,2年生でも弾ける!ということになります。
ピアノの発表会でも、きっちり弾くと、とても、映えるおすすめの曲となります!
素直な心:楽譜(ブルクミュラー)は何年生から?1番の難易度と考察③ピアノ演奏ポイント
●私個人のあくまでも感想ですが、
このブルクミュラー1番の「素直な心」は、その題名通り、
あまり、オーバーアクションせず、すんなり、真っ白な子供の心のように、
さらりと弾く・・方が、逆に、とても、上品で、心地良いピアノの演奏になると思います。
なので、さりげなく、しかし、右左ちゃんと粒をそろえて弾く!を
心がけて演奏すると良いと思います。
●途中の、右手の高いソーを弾きながらの内声部分のあと、
とてもおしゃれな響きが出てきますが
そこが一番クライマックスとなっていきますので、少しだけ、強調してみましょう。
素直な心:楽譜(ブルクミュラー)は何年生から?1番の難易度と考察④楽譜を考察
●楽譜を見ると、最初から、ピアノPで!甘く・・とありますので、優しく、
上品に弾いていく曲ですね。
●しかし、楽譜的には、右手が、いきなり、高いソより上の音読みが出来ないといけないので、
小学生でも、右手の高い音読みが出来るかどうかが、
このブルクミュラー25練習曲1番に入るかどうかのポイントになります。
楽譜の途中から、左手を音読みして弾いていたのに、ト音記号や、習ったことのない、
和音進行が突然現れるので、
ちょっと、楽譜を見て、躊躇するかもしれません。
※以降、ブルクミュラーに入ったからには、ト音記号が突然現れるのにも
慣れてはくるのですが(笑)
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