貴婦人の乗馬の難易度ってどれくらい?何年生くらいで弾ける?
とよく、私は、お母さん達から聞かれます。
ブルクミュラーの代表曲!とも過言ではなく、ピアノを習っている人の憧れの曲、
誰もが1度は弾いてみたい曲!そして、ピアノ発表会の映える曲!として人気があります。
実際、教えてみて、難易度と、何年生?・・と自分なりに考えてみました。そして、実際に演奏してみました!
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「貴婦人の乗馬」難易度①貴婦人の乗馬とは?
●「貴婦人の乗馬」を作曲したのは、ドイツの作曲家ブルクミュラーです。
※日本の時代でいうと・・その時代は、江戸時代で、11代将軍徳川家斉の時代です。
●ブルクミュラーは、表現すること!表現する喜び!を教えてくれる、ピアノの教材と
言っても過言ではないと思いますが、その25の練習曲の最後の曲集大成が「貴婦人の乗馬」です!
●実際、ピアノの発表会では、よくプログラムで「貴婦人の乗馬」が載っています。
●この「貴婦人の乗馬」は、まさに、乗馬をしている様子をピアノで表現しています。
最初は、軽く馬が跳んでいる様子から始まり、途中は、ちょっと平坦の場所、平野?を
悠々と小休止でポコポコ歩いている様子?!があり
最後は、また、かっこいい跳躍、そして爽快に走る!とも想像できる、クライマックスがある
超かっこいい曲です。
「貴婦人の乗馬」難易度②実際、ピアノ発表会で映える?
この「貴婦人の乗馬」の曲がどういうところで、ピアノ発表会で映えるのか?というと・・
①ピアノのテクニック的に、弾きこなすと、弾いている手の運びを見ているだけで、
ピアノ発表会に映える!
ブルクミュラー25のやさしい練習曲の25番目に登場する曲・・
とあって、これまで学んだ、色々なピアノのテクニックが全部出てきます。
・・なので、その集大成として、しっかりと練習して、自分自身で、意識を持って
このブルクミュラーの25曲のしめくくりをしっかりとして欲しいものです。
②音楽的、表現的にも、面白いし、楽しいし、聴いていてピアノ発表会に来た観客の
印象に残ってピアノ発表会に映える!
「令嬢の馬乗」とも、楽譜によっては載っていたりしますが、
とにかく、とても、「上品な、貴婦人、令嬢が馬に乗っている様子」を
ピアノにて、表現できる曲です。
③曲全体の長さも、短めで、観客を飽きさせない!
④実際、練習し始めても、練習している本人が、嬉しくて、どんどん弾きたくなる曲!
この曲をピアノの発表会で弾く!と決めたら、気分も、かっこよく高いモチベーションで
ピアノを練習し始められ、
練習も飽きませんし、ピアノを学んでいる人にとっては、
絶対、一生で弾いておきたいレパートリー曲「貴婦人の乗馬!」となることでしょう
⑤何と言っても、小さな子供~、大人、シニアまで、そして、男女問わず、
かっこいい!人気の支持を得ている曲!・・
「貴婦人の乗馬」②難易度レベルは?
★難易度は、小学生にとっては、音読み→★★★★星4つ(星5つ中)
★小学生にとってのテクニック的→★★★★星4つ(そんなに入れ込んだテクニックではない)
★譜読み、指、手のひらの大きさや、音楽表現、全体的を考えたら→中くらいだと思います。
「貴婦人の乗馬」③何年生で弾ける?
●ブルクミュラー25の練習曲に入った年齢にもよりますが、
少なくとも、25曲を弾きこなすのに、1~2年は最低かかりますので、
小学4年生からブルグミュラー25の練習曲に入ったとしても、
小学5,6年生あたりになります。
なので、
11歳、12歳(早くて小学5,6年生)が一番良いかなと思います。
※ピアノを始めたのが、未就学児~など、早い人は、もちろん、9,10歳あたり(3,4年生)でも、弾けます。
ちなみに・・特別なケースですが・・
私が教えた生徒さんは、楽譜がまだ譜読みが出来てないけど、どうしても弾きたい!
ということで、小学2年生で弾いてきた子供さんがいます。
しかし、楽譜を見たらびっくり。すでに、「貴婦人の乗馬」のカナ文字付きで、
音符カナ楽譜が売ってあるようで、それを見て、弾いてこられました。
どうしても、先に、弾きたい!という方は、その方法でも、弾きたい気持ちを優先してあげても
良いかな・・と思います。なので、ぶっちゃけ2年生でも弾けます(笑)
「貴婦人の乗馬」難易度とピアノ発表会映える曲④ピアノ演奏ポイント
●最初に、アレグロマルツアーレと速さがあります。
なので、軽快に、テンポよく、行進曲風に弾いていきましょう。
●スタッカートが最初から、両手に付いています。このスタッカートは上に向かって弾くような、
軽い、馬の跳んだ感じで、弾いていきましょう。
ちょっと、きどった感じがいいかもしれませんね。
●スタッカート、レガート、付点音符、装飾音符、3連符、和音、馬のような跳躍、保持、
そして、最後の音階練習など、1つ1つの、ピアノのテクニックの、課題をこなして、
1曲の「貴婦人の乗馬」の曲となっています。
まずは、区切って、しっかり、ゆっくりと、指番号を守って弾く!ということを心がけて
練習していって下さい。
●自分自身で、弾きながら、この「貴婦人の乗馬」の様子を架空で、
思い浮かべてみましょう。
貴婦人は、どんな感じなのか、堂々としている女性?華奢な女性、
ふっくらとしている女性?
何色の洋服を着ている?ズボン、スカート?・・・など。音色も変わってきます。
そして、次は馬。どんな馬なのか思い浮かべて、乗っている景色も自分で思い浮かべて弾くと、
とても面白く、表現豊かな「貴婦人の乗馬」になるでしょう。
●ブルクミュラーの「貴婦人の乗馬」の楽譜をじっと見ていると、
音符自体も、縦の動き、横の動きなどありますので、そこを
十分に理解して弾きましょう。
「貴婦人の乗馬」難易度とピアノ発表会映える曲⑤楽譜おすすめは?
私的には、やはり、絵やイラストが描いてあるブルクミュラーの楽譜をおすすめします。
例えば、ただの、ブルクミュラーの楽譜より、
こどものための ブルクミュラー楽譜などがおすすめです。
「こどものための」と付いている楽譜なら、色々わかりやすく、
イラストもとてもかわいいので、習う側も、教える側も、想像がふくらみ、そして
コミュニケーションもとれ、何よりも、とても楽しいからです!
「貴婦人の乗馬」難易度とピアノ発表会映える曲⑥実際の演奏
今回は、大人の生徒さんに弾いてもらいました!
※ユーチューブ元 わくわくルンルン
パリッとしていて、私は、上品な、爽快な乗馬の情景が思い浮かびました!
さて、私も弾いてみました(笑)あえて、馬が、跳ねている感じで、腕をあげてみましたよ(笑)
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