子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ

ピアノ

皆さん、ショパンの曲と言うと、何を思い浮かべますか?

私は、小学校の時に、ピアノの先生から、「小学校6年生になったら、発表会では、

ショパンの子犬(小犬)のワルツを弾いてね!」と言われ、一生懸命練習して、無事発表会で弾くことが出来ました。

今回、子犬(小犬)のワルツの難易度(レベル)、演奏もふまえて、実際、難しいトリルの弾き方コツも考えてみました。

※幻想即興曲について・実演はこちら↓

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子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ⓵ピアノ実演(演奏)

まずは、ショパンの「子犬(小犬)のワルツ」がどういう曲なのか、

ご存じではない方の為に、お聴き下さいませ。

※ユーチューブ元:わくわくルンルン


子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ⓶難易度(レベル)について

●よく、子犬(小犬)のワルツの難易度レベルは、中級とされています。

私は、だいたい、小学生の6年くらいが適切な年齢だと思います。

何故かと言うと、自分で、楽譜が読めて、弾く!というのは、早い人でも、小学生6年くらい~だと思うのです。譜読みするには、フラット♭が5つで多いからです。

●子犬(小犬)のワルツは、変ニ長調です。

最初、中級と言えども、譜読み(音を読む)が難易度的に、大変です。

右は、耳で聴いたことがあっても、左手の譜読みも結構、小学生となると、大変です。

●私は「子犬(小犬)のワルツ」の難易度レベルは、弾く速度(ピアノを弾くテンポの速さ)と完成度により、変わってくるのだと思います。

例えば・・「ピアノ発表会の時に、子犬(小犬)のワルツを弾きたい!」などと、

身近な家族に聴いてもらいたい!発表したい!」・・という目的であれば、

速度をそこまで、速く弾かずともいいし、その場合は、難易度は易くなりますね。

コンクールなど出場したりする場合、完成度を高くして、テンポも速く弾かねばならない場合、難易度は、もちろん、高くなります。

●トリルが苦手な人には、中級と言っても、難しいと思います。

細かいトリルの部分まで本当に、細やかに、ミスなく、繊細に弾くのが、結構難しいと思うのです。

●子犬(小犬)のような、可愛らしく、軽やかに弾きこなすテクニックも、なかなか難しいです。

●左手の3拍子の様子右手のスムーズな弾き方は、難易度レベル的に、結構、テクニックがいると思います。

子犬のワルツをピアノ発表会で!⓷小学生6年迄で弾けるのが目標!

●私は、ピアノを習っているのであれば、まずは、小学6年生までに、この子犬(小犬)のワルツを弾けるようになるのを、一つの目標にされると良いと思います。

●ピアノを習っている人のモチベーションも上がりますし、ピアノの発表会でも映えます!

●誰でも知っていますし、「ある程度のピアノの基礎をやってきた人が弾く曲!」という認識もあると思います。

※実際、発表会で、子犬(小犬)のワルツを弾いた様子です。小学生ですが、

とても、綺麗にかわいい子犬の表現が出来ていて、映えますね!是非、ピアノの発表会の目標にされて下さい!

 

※ユーチューブ元:わくわくルンルン

 



子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ:「子犬」の意味

そもそも、小犬?子犬?どちらなのでしょうか?・・調べてみました。

子犬とは・・子どもの犬という意味らしいです。

結構、ネットの多くが「子犬ワルツ」と表示されています。

※ツイッターにて、子犬のワルツ・・を発見しました!

オーケストラでも、「子犬」とありますね!それにしても、「猫のワルツ」もあり楽しいプログラムですね!




子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ:「小犬」の意味

小犬とは・・そのまま、小さな犬というらしいです。

他にも、成犬になっても大きくならない種類の犬のこと・・ともありました。

●私の持っているほとんどの楽譜では、小犬のワルツ」とあります。



子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ:ショパンについて

●ロマン派の作曲家で、その繊細さから、「ピアノの詩人」とも呼ばれています。

●フレデリク・フランチシュク・ショパン(1810~1849)は、1810年2月22日フランス人の父と、ポーランド人の母のもとに生まれました。

※ツイッターにて、ショパンさんの写真を発見!貴重な写真でテンションあがります!

※こちらのイメージ図は、息子にショパン描いて!とお願いしたら、食パンかショパンかわからなかったらしく、結局どちらかわからないまま、食パンショパンを描いてくれました(笑)

何となく・・ショパンの特徴は・・現れているでしょうか?・・

※ショパンと言えば・・国際的有名なピアノのコンクール、ショパンコンクールが有名ですね!

●実は、ショパンは、生涯で一度もピアノの師匠につかなかったとのことです。

自由に勉強したショパンなのですが、クレメンティの練習曲集を弟子達に使わせていたとのことです。

そして、イタリアのオペラが、ショパンの音楽に、大いに影響を与えていたようです。

●オペラとの出会いが、素晴らしい、人を感動させ、魅了する(人の心を揺さぶらせる)音楽をショパンが、創り出すこととなっていったのです。


子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ:作品について

●ショパンの恋人(ジョルジュ・サンド)が飼っていた犬(子犬)が、自分のしっぽを見て、ぐるぐる回っている様子を曲にしたものです。

●本来は、「小さなワルツ」を意味したもので、1分間のワルツとも呼ばれています。

難易度的には、1分間では、とうてい・・弾ききれないので、難しいですね。

●「小犬(子犬)のワルツ」は生前に公表された、最後のワルツ集、作品64の第1曲目にあたります。

●この「子犬(小犬)のワルツ」はワルツ第6番:変二長調op64-1と記します。

※「op.」とは、作品番号のことで、「オーパス」Opusと読みます。

op.とは、略称です。

●途中出てくる、高く短い音が、子犬がつけていた、鈴の音を表現しているらしいです。


子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ:トリルのコツ

トリルのコツですが・・難易度レベル的に、結構、難しいです。

⓵指使い通りでゆっくり練習

⓶リズム練習(スタッカートや付点付き)

⓷机の上で練習

④トリルの音符を歌いながら弾く

⑤トリルの箇所だけ、何回も、部分練習する

・・いかがでしょうか・・

子犬のワルツをピアノ発表会で!難易度とピアノ弾き方トリル練習コツ:まとめ

●結局のところ、「子犬(小犬)のワルツ」の難易度レベルは、速さと表現をどこまで出来るか?・・で、変わってくると思います。

ある程度の完成度でしたら、大いに、譜読みも自分でする?!出来るなら・・小学5・6年生からチャレンジできると思います!

●「子犬」「小犬」のどちらも、解釈は合っているでしょうが、ネットなどでは、多くが、

「子犬のワルツ」と記されている方が多いです。ユーチューブでは、「子犬のワルツ」とあげてみました。

しかし、私の持っている楽譜のほとんどが、「小犬のワルツ」と記されていました。

なので、私は、「子犬」でも「小犬」でもどちらでも良いのかなと思います。

※実際、コンクールに申し込みをした時は、「子犬のワルツ」と書いて提出しましたが、

プログラムには「小犬のワルツ」と書いてあったり、

その後の、審査員の講評の紙には、「子犬のワルツ」と書かれていたり、

私は、その時、「結局、どちらでもいいんだ」・と思ったのです。

この「子犬(小犬)のワルツ」が弾くことが出来るのが、まずは、ピアノを習っている子供達の大いなる目標になると思います。この「子犬(小犬)のワルツ」を弾けたら、

さらに、ピアノも楽しくなるでしょうし、トリルも自信がつくでしょうし、

ピアノの有名な他の曲もチャレンジしたくなるものです。そして、ピアノを弾くことに自信が持てることになるでしょう。

是非、ピアノを習っている方は、この可愛らしいショパンの曲「子犬(小犬)のワルツ」を、想像豊かにして、楽しく、練習して弾いて頂きたいものです。

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