10月に入りました!今回、10月の歌!と題して、
高齢者施設で、高齢者の方が、「秋」をイメージして、秋の歌を楽しく
懐かしく歌える、体操も出来る10月の童謡・唱歌を集めてみました!
10月の歌を歌い、高齢者の方には、是非、健康に全身を活性化して頂きたいです!
秋の歌:高齢者が喜ぶ!秋10月の歌!童謡・唱歌で音楽療法・体操を ⓵まっかな秋
●昭和38年NHK「たのしいうた」で発表されました。
●作詞・薩摩忠さん/作曲・小林秀雄さんです。
●まっかな秋!という題名から、もう、赤!というわくわく元気な秋のイメージが出来ますね。
歌詞の中に、「もみじ」や「ひがん花」「とんぼ」など・・秋を想像出来る色、赤色が出てきますので、もうこれだけで、活動的になれそうな秋の歌です。
●「赤いとんぼ」や、「ゆうやけ」9月末~10月頃に咲く、「ひがん花」見たりすると、
高齢者の方も、ほっとしたり、感慨深くなり、何だか、昔を懐かしんだりする方もいるのではないのでしょうか。
~音楽療法・音楽体操~
●秋の歌の代表曲と言える、「まっかな秋」のメロディは、8分音符が多く出てきます。
●楽譜を見ると、まるで、8分音符がダンスしてるかのような、秋を楽しんでいるかのような楽譜
なのです(笑9
・・なので、高齢者の方も無理のないように、少し、ダンス風に、左右横に体でリズムを取りながら、歌ってみましょう。
秋の歌:高齢者が喜ぶ!秋10月の歌!童謡・唱歌で音楽療法・体操を ⓶つき
●明治43年「尋常小学読本唱歌」にて発表されています。
●秋の歌・9月~10月の歌!と言えば、やはり、お月見の「月」のイメージがありますね!
高齢者施設などのイベントで、高齢者の方も、月を見て、静かに歌いながら、おだんごを食べたりしながら、秋を堪能して頂きたいものです。
~音楽療法・音楽体操~
●最初の、「で~た~、で~た~、つ~き~が~」の歌のところは、口元を大きく開けて、
出来る範囲で、無理のない程度で、はっきり発音を意識して、歌ってみましょう。
高齢者の方にとっては、口→発生声→耳と伝わることも大事ですので、はっきりと口角をあげて、
歌ってみましょう!脳も活性化していきます!
●2拍子なので、1拍目に、手拍子で、リズムを取って歌っていきましょう。
●「ま~るい~」からは、月の形を形どって、胸の前で、丸く、円を描いて歌ってみましょう。
●最後のフレーズは、高齢者の方にとって、クールダウンになりますので、大きく、深呼吸して、歌い終わってもらいましょう。ちょうど、歌詞ともぴったりになります。
秋の歌:高齢者が喜ぶ!秋10月の歌!童謡・唱歌で音楽療法・体操を ③うさぎのダンス
●大正13年、「コドモノクニ」に発表されています。
●作詞は、野口雨情さん/作曲は、中山晋平さんです。
●とっても楽しい、秋の月夜にぴったりな、「うさぎのダンス」です!
●歌詞が、やはり、野口雨情さんとあって、面白くて、私の祖母もよく、歌っていた10月の秋の歌です。
~音楽療法・音楽体操~
●月とうさぎのイメージ出来る、軽い感じの歌です。なので、高齢者の方にとっては、少し、
歌詞が速くて歌いづらいかもしれませんが、リズムは、とても、楽しいので元気が出る
10月の童謡歌です。高齢者の方に、喜ばれることでしょう。
●「ソソラ ソラ ソラ~」は、足踏みしてみましょう。
●「脚で蹴り~」のところからは、無理のないように、交互に、足を前に出してみましょう。
※高齢者の方で、足を前に出す動作が難しい場合は、足の代わりに、腕を交互に前に出してみましょう。
●最後のフレーズでは、ぐるっと、その場を1回、回ってみましょう。
秋の歌:高齢者が喜ぶ!秋10月の歌!童謡・唱歌で音楽療法・体操を ④虫の声
●明治43年「尋常小学読本唱歌」で発表されました。
●作詞・作曲者不明
●秋の歌!10月の歌にふさわしい、涼しいイメージの「虫のこえ」ですね!
●小さい子供から、大人、高齢者の方でも、誰もが、口ずさんだことのある、馴染み深い童謡歌です。
●まつむし、すずむし、こおろぎ、うまおい、くつわ虫の虫達が登場してきて、虫をイメージして、虫の名前を憶えていく意味でも、とても、高齢者にとって、脳トレにもなる、秋の歌です。
~音楽療法・音楽体操~
●まず、高齢者の方達で、大きな丸い輪になってみましょう。
●「あれ」のところは、感嘆!の意味かなと思いましたが、指示語みたいな感じもしますので、
「見つけた!」という意味合いも含めて、手にそばたてるような真似をしてみましょう。
●「鳴いている~」で、歩き出しましょう。
●「チンチロ、チンチロ~」で、歩いていたのを止めてみましょう。
そして、また、歌い出したら、歩き出して、鳴き声のフレーズ「リンリンリン~」が来たら、
止まるという、繰り返しをしていきます。
●音楽療法としては、虫の鳴き声のフレーズのところで止まる、他は、歩いて・・という、
高齢者にとっては、楽しい脳トレも含まれています。
秋の歌:高齢者が喜ぶ!秋10月の歌!童謡・唱歌で音楽療法・体操を ⑤うさぎ
●明治25年「小学唱歌」に発表。
●歌詞が、明快で、短い曲で、覚える必要もない、高齢者の方なら、誰でもご存じの唱歌です。
●高齢者の方が気楽に、繰り返し、口ずさめる歌、ゆっくりと歌える、秋の歌、10月の歌です。
ゆっくり、しっかり歌う!をイメージして歌って下さい。
~音楽療法・音楽体操~
●ゆっくりテンポの、4拍子になります。
クールダウンとして、高齢者の方には、ゆっくりと、音楽を聴きながら、深呼吸や、
椅子に座って、ゆっくり歌ってもらいましょう。
●横に左右、少し、揺れながら、歌ってみましょう。
そして、最後の「は~ね~る~」の後に、チャチャチャと手拍子で締めるのも面白いですね!
※何回も、同じ歌詞を繰り返しになります。
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