NHKみんなのうたも、歴史があり、60周年になります。
私の子供の頃から、楽しみにして見て聴いてきた、みんなのうたは、学校の教科書に必ず載っている曲もあります。
その、歴史があり、教科書にも載っている曲(みんなのうたで1960年代に放送された)2曲を、考察してみました!
みんなのうた1960年代:ドレミのうた、ねこふんじゃった(歌詞他)考察!
⓵ドレミのうた
⓶ねこふんじゃった
みんなのうた1960年代:⓵ドレミのうた(歌詞他)考察
ドレミのうたは、1962年6月~7月に、放送されました。
作曲は、リチャード・ロジャースさん
作詞は、Oハマースタイン2世さん
訳詞:ペギー葉山さん
歌もペギー葉山さんが音羽ゆりかご会と歌ってらっしゃいます。※その当時のペギー葉山さん画像のあるツイッター投稿がありました。嬉しい!
#songofjapan リクエスト ペギー葉山 ドレミのうた pic.twitter.com/Aig1wp5OX7
— 🌒ただちゅ~ 🌘4th垢 (@tadatsu00100) August 27, 2020
私の、今まで聴いた「ドレミの歌」で、1960年代の、この!みんなのうたの「ドレミの歌」は、最高に好きです。
みんなのうたの、1960年代に流された、この「ドレミの歌」は、面白くて、楽しい曲です。
映像は、残念ながらなくて、レコードのみです。
この曲は、ペギー葉山さんの歌声が特徴的で、聴いていて、わくわくします。
まず、歌ですが、最初のペギー葉山さんの、かけ声から始まります。
さあ おけいこを始めましょう
やさしいところから
英語のはじめは A・B・C
歌のはじめは ドレミ ドレミ
始まりは三つの音です
※作詞は、Oハマースタイン2世さん 訳詞:ペギー葉山さん 引用
このレコードから流れる声は、本当に、1960年代の時代を懐かしく思いおこさせる雰囲気があり、あの有名な、ド~はドーナツ・・と始まると、気持ちが高まります。
初めて、レコードで聴いた時は、感動でした!
これは、映画、サウンド・オブ・ミュージックをすぐ思い出します。そして、ペギー葉山さんの発音のド・レ・ミは、映画の場面と似ています。(映画も、1960年代に放送されています)
※私の大好きなサウンドオブ・ミュージックの画像:ツイッター画像より、嬉しすぎる!
17:45『サウンド・オブ・ミュージック』日本人におなじみの「ドレミのうた」は、かつてペギー葉山が、米国のブロードウェイで見た『サウンド・オブ・ミュージック』に感激し、劇場売店で譜面とLPを購入してホテルへ直行し日本語訳を付けたとか!https://t.co/Cfu52T3hSi pic.twitter.com/lO5KLmzvLS
— ムービープラス【公式】 (@movie_plus) November 24, 2017
ド・レ・ミ・・とすすんでいくのですが、ペギー葉山さんが、ソロで歌うところは、全部、感情が込められていて、ド・レ・ミ~最後のドまでが、全部、伝えたいものが、1音ずつ、聴こえてくるので、ビックリします。
ちゃんと、ド~高いドまで、1音まで心こもっていて、これは、凄い!と思いました。
そして、2番の歌詞で思ったのですが、
「どんなときにも、列を組んで、みんな楽しく!ファイトをもって!」・・・
学校や友達同士でも、歌って、お互い、連帯感を持とう!ととてもいい歌詞があります。
そして、次も「空をあおいで~」・・・と、青春のうた!という感じで、素敵な歌詞です。
そして、次・・・「ランラ、ラララララ~」・・・あれ?!、森の熊さん?!、線路はつづくよどこまでも?!の歌詞と同じではありませんか?!・・・ラは、やっぱり、ランラ、ラララ・・が、ぴったりなのです!
もう、この、ラが続くだけで、ご機嫌!というのが、表現されるんだと気づきました。
※ご機嫌のイメージ 「ラ~ラララララ~」と歌っている、スポンジで作ったご機嫌スポンジボブ
そして、最後「幸せのうた!」となります。みんなのうたの1960年代のうた、そのものですね!
2番の歌詞が始まると、バックの伴奏演奏も、少し、リズムが変わり、どんどん面白くなり、とても入り込んだリズムや演奏になってきます。
バックの演奏も、わくわく感がたまりませんし、ペギー葉山さんの、歌い方も、とにかく、飽きずに、面白い!の一言です。みんなのうたの1960年代の歌手、ペギー葉山さんって、本当に凄い!としか言いようがありません。
例えば、ソードー、ラーファー、ミードーレーのところなどは、どこかのオペラ歌手なみに、声量があります。
発音はいいし、歌手ペギー葉山さんの個性的な歌い方のファンになってしまいます。
最後の「ド~」は、ちょっぴり、子供が怖い?!と思うかもしれないくらい、低い声を出されて、「どおー」と、ひょうきんな歌い方をされていてます。私は、子供と一緒に笑ってしまいました!
とにかく、楽しくて、面白い、みんなのうたの、大好きな、1960年代の「ドレミの歌」です。
みんなのうた1960年代:⓶ねこふんじゃった(歌詞他)考察
※ねこふんじゃった・・時のイメージ
ねこふんじゃったは、1966年10月~11月に放送されました。
歌詞は、阪田寛夫さん、作曲者は不詳です。
歌は、天地総子さんが、東京放送児童合唱団と一緒に歌われています。
天地総子さんは、他にもみんなのうたで、「アイスクリームのうた」などもうたってらっしゃいます。コンタックのCMでもお馴染みでしたね。
軽く歌う感じで、1960年代のみんなのうたなのに、今も通じる、ポップスを思わせるノリのよい曲ですね。学校でも、ねこふんじゃったは、すぐ、鍵盤で弾きますね。
そして、このねこふんじゃったは、世界中で、28種類の題名(曲名)がつけられています。
面白いものに・・
ブルガリアでは、「ねこのマーチ」
チリで「犬のポルカ」
ドイツ、ベルギーでは、「のみのワルツ」
キューバでは、アヒルだったり、ハンガリーでは、ロバになったり、
メキシコはサルも・・色々な国で、動物が変わって、面白いですね!
中国では、「泥棒行進曲」だったりします。
ねこふんじゃったの歌詞の中に、
1番が、「ねこをふんづけちゃったら、ひっかいた、悪いねこめー、つめを切れ!・・屋根を降りて、ひげをそれ!」とありますが、とても、ねこ、に対して歌詞がきつめで、ちょっぴり怒ってますね・・
でも、1番の最後は、「ごめんなさい」とちゃんと謝っていて、ほっとします。
2番の歌詞は、ねこが空に飛んでいき、ふわりふわりと可愛いらしい、素敵な歌詞になっています。
みんなのうた1960年代:ドレミのうた、ねこふんじゃった(歌詞他)感想
みんなのうたで1960年代に放送された2曲は、皆さんもおわかりのように、全部、曲調が、とにかく、明るく、踊り出したくなる曲ばかりでした。
そして、ピアノなどでも、とても弾きやすく、簡単に覚えられるので、子供達~大人、シニアまで、音楽を楽しむ、とっかかりを作ってくれる、親しみやすいうた!だということがわかりました。
そのメロディと曲調は、一度聴くと、今も、子供と一緒に歌ってしまいます。
そして、この1960年代の曲は、親子で家族でも、皆でも、60年経った今でも、大いに楽しめる曲なのです。※みんなのうたの1960年代の画像のツイッター投稿がありました。何ともわくわくしてきます!
この展覧会、スルーされやすい「みんなのうた」の仕事に関してもしっかりフォローされているのがすごかった
現存しない曲や1960年の「3つのはなし」にも言及していて、本気で和田さんの仕事の総ざらえを目指しているのが好感を持てる pic.twitter.com/FNPcOnO17y— こういち (@koichi0425trial) November 13, 2021
皆さんも、みんなのうたの1960年代流行ったこの2曲を是非、演奏したり、子供達と歌ったり、もちろん、一人でも、是非、歌って毎日を過ごしてみたらいかがでしょうか?
きっと、楽しい日々に変わることでしょう・・。
コメント