今回は、合唱曲「そのままの君で」の歌詞の意味を、
楽譜を見ながら、考察してみました。
そして、ピアノ伴奏のコツや、実際の伴奏での注意点、
ピアノ伴奏実演も載せてみたいと思います。
そのままの君で合唱:楽譜から解釈!歌詞の意味とピアノ伴奏のコツ!⓵作詞作曲・曲紹介
●作詞・作曲は、合唱曲でおなじみ、「怪獣のバラード」「マイバラード」も作られた、
松井孝夫(まついたかお)さんです。
●小学校・中学校での合唱曲・・特に、卒業式がぴったりの合唱曲
●松井孝夫さんの曲の特徴は・・・楽譜を見ると、結構、リズムが独特です。
この「そのままの君で」の楽譜を見てみると・・
メロディーが、いきなり、休符から始まります。
平坦のようで、メロディは、意外にその平坦な幅の中で、上がり下がりが結構あります。
そして、急に、付点や16分音符と休符の組み合わせが出て来たりと・・結構、平坦のようで、
リズムが難しいのです。
なので、私は、小学生、中学生が歌うには、「すんなりには、メロディラインがつかめないのでは?」
と、思いました。
●サビ部分もはっきりとしている訳ではないので、もし、覚えるとしても、
まあまあ難しいメロディだと思いました。
・・それは、逆を言うと、その、淡々とした感じで、はっきりとしていないメロディラインが、
若者を表現しているようで、前へ少しずつ、歩いていっている感じのメロディラインで、
いい味を出している「そのままの君で」ではあります(笑)
ポップスでいうと、私は、バックナンバーさんのような曲の感じ?!と思いました。
※あくまでも、私の楽譜を見ての解釈です。ご了承下さいませ。
そのままの君で合唱:楽譜から解釈!歌詞の意味とピアノ伴奏のコツ!⓶楽譜から読み解く歌詞の意味
~最初~楽譜A部分
●ピアノ伴奏の1拍のカウントからの、休符から入るメロディです。
その後、ユニゾン=同じ高さのメロディーラインを男女で歌う
「約束しよう!」という言葉があります。しかも、メッゾフォルテ(少し強い)ですので、
それは、
強い、決意、宣言、誓いを現しているようです。
~歌詞の直訳からの歌詞の意味~ABCD
●約束しましょう!私達は、いつまでも、永遠に、仲の良い友達でいる!ということを。
心地良い、すがすがしい新しい風に吹かれ、その風に、ふと、心が感じる時、
私は、きっと、あなたを懐かしく、思い出すことでしょう。
●何年か経って、私達は、各時、別々になってしまい、人生を歩んでいきますが、
いつかどこかで、偶然、ばったり出会ったりしたならば、
(同じ、あの日を過ごした仲間、友達!なのだから、)心の底から、語り合いましょうね!
●永遠に変わらない、一緒に過ごした日々の思い出、絆、楽しく過ごしたあの時の記憶、
信頼、・・何かを、
1個ずつ、心から感じ、確かめあっていきたいです。
沢山ある、色々な思いを、素直に、真っさらの心で、伝えたいです。
●そんな、お互い、同じ思い、何でもお互い言い合えるそんな間柄、仲、仲間、友達でいて欲しいです。
何年経っても、いくつになっても、どんなに先、年をとっていっても、
永遠に、あなたはあなたの、ピュアな、
「そのままの君!」で!いて欲しいです!
※あくまでも、私の歌詞の意味、解釈です。ご了承下さいませ。
そのままの君で合唱:楽譜から解釈!歌詞の意味とピアノ伴奏のコツ!⓷楽譜から読み解く:ピアノ伴奏のコツ
~前奏~
●たんたんと、静かに、前に歩いていく感じで弾くといいと思います。
●右手の内声がシ♭ー→シー→ドーと変化していくので、そこを
謙虚ながらも、変化していく音を響かせて欲しいです。
・・ここは、ピアノのテクニック的に、親指1の指の音量のコントロールが難しいですね。
●左手ベースのリズムは、付点リズムがずっとありますので、
その付点で、4拍子のカウントをきっちり取っていきましょう。
●この「そのままの君で」の伴奏は、先ほども述べたように、
親指の1の音の変化をいかに、
謙虚に響かせていくかということだと思います。
それは、最初から、Bまでずっと注意して弾いていきましょう。
●Bに入ると、今度は、左手のリズムがまた、面白く、微妙に変わったりします。
それは、一オクターブだったり、1つの音での、ベース音だったりしますので、
その、微妙に、変わる部分を注意して、たんたんと、カウントをきっちり弾いていきましょう。
そのままの君で合唱:楽譜から解釈!歌詞の意味とピアノ伴奏のコツ!④ピアノ伴奏実演
今回は、小学生に弾いてもらいました。
※録画時は、まだ練習途中ですのでご了承下さいませ。
※ユーチューブ元:わくわくルンルン
そのままの君で合唱:楽譜から解釈!歌詞の意味とピアノ伴奏のコツ!:まとめ
今回の、「そのままの君で」の演奏合唱曲(ピアノ伴奏)は、
実際、小学校の卒業式に、5年生在校生で、6年生に贈る合唱曲として
弾いたらしいです。
それを踏まえると、この曲は、卒業していく、
卒業生に贈る曲として、ふさわしい合唱曲、ぴったりの曲かもしれませんね。
そして、もちろん、卒業生同士の、固い絆としての1つ団結出来る、
ちょっぴり恥ずかしいけれど、
この合唱曲、歌を通して、学校生活ラストに、お互いの気持ちを伝えるメッセージ
かもしれませんね。
もう、二度とやって来ない、経験出来ない、若し青春の日のほろ苦い別れですね。
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