北風小僧の寒太郎の堺正章と北島三郎:歌詞と意味考察:みんなのうた

みんなのうた

皆さんの中にも、小さい頃、心躍りながら、この北風小僧の寒太郎のうたを、聴いて歌っていた方は、多いのではないでしょうか?

まさに、みんなのうたの名曲ですね。

北風小僧の寒太郎の、映像や歌は、現代でも、冬をイメージする商品のCMなどで、よく流れてきます。

その、現代でも、皆さんの耳に、馴染みのあるうた、北風小僧の寒太郎の、歌詞や歌詞の意味、について、私(わくわくルンルン)が、自分なりに色々な角度から、調べてみました!

北風小僧の寒太郎の歌詞と意味は?(みんなのうた)

‎北風小僧の寒太郎は、日本の童謡で、昭和の懐かしい時代、1970年代~1980年代に、みんなのうたで放送されていました。

作詞は、井出 隆夫さん。作編曲は、福田わかこさんです。

歌詞は1番~3番まであります。

まず、曲のタイトルの、北風小僧の寒太郎の「寒太郎」の意味ですが・・

「寒の入り」を意味しています。

冬の入り口を、イメージするものです。

そして、●1番の歌ですが、・・

北風小僧の寒太郎が、今年も町までやってきました~冬でござんす!

と、歌詞で改めて、冬!と強調して歌っています。

冬が到来しました!という意味になりますね。

2番の歌詞には・・

「口笛、吹き吹き、一人旅~寒うござんす!」と歌詞があります。

寒太郎が、「口笛を吹きながら」は、主人公の寒太郎は、私は、とてもユニークな男の子ではないのかな?と思いました。

寒太郎がやってきて、寒いんだけど、憎めない・・そんな歌詞です。

そして、1人旅とあります。この歌詞では、私は、何だか、寒太郎は、1人で寂しいのではないか?・・と、ちょっと切ない気持ちになりました。

この歌詞で、そんな気持ちになるのは、きっと、口笛が、ずっと、この北風小僧の寒太郎の音楽で流れていて、歌詞と一致した時、少し、冬の寂しい風情を感じられるからだと思いました。

口笛は、すがすがしく、しかし、時には、1人だという、孤独感も表現してしまう、強調する音なんだと思いました。

そして、●3番の歌詞ですが・・

「電信柱もないている~」とあり

歌詞の中で、よく「ひゅーんひゅーん、ひゅるるん、るん、るん、るん~」と何度も繰りかえされる、うた回しがあります。

その歌回しこそ、この、3番で、とくに、冬の寒さが伝わってくるものとなってます。

歌詞で、何度も繰り返しされる、「ひゅーんひゅーん」は、本当に、寒くてしょうがない、冬の表現です。

※ツイッターに可愛い寒太郎の投稿があってました。本当にかわいいです!

「ひゅるるん」は、「電信柱がなく」?!泣いて?鳴いてしまう?!くらいに、風が回り回っている・・ということになります。

電信柱が泣く?鳴く?ってどういう意味でしょうか?・・・

これは、電信柱が、ゴーゴーとなるくらい、広い原っばや、広い場所の中で、ポツンと立っている電信柱が、音を出しているような、それくらい寒いですよ!と、表現しているのです。

風が回って、電信柱まで、鳴らすくらいの厳しい寒さ!という、歌詞の意味ですね。

そして、歌詞の「雪でござんす」があります。

とうとう、北風だったのが、確実に→雪!に変わったという意味ですね。

私の、大好きな歌詞の中のことばは、主人公の、寒太郎が、自分で、何回も言っている

「ござんす!」です。

この「ござんす!」は、現代では、使わない、昔の江戸、などで、よく使われていたことばです。

私は、すぐに、歌川広重など浮世絵で登場する、「旅人」や「飛脚」の絵が、頭に浮かびました。

そして、その絵の恰好と、この歌の主人公「寒太郎」を照らし合わせてみた時、きゅんとして、かわいらしさを感じてしまいました。



北風小僧の寒太郎の歌詞と意味は?堺正章さんの歌(みんなのうた)

今まで、歌手の堺正章(さかいまさあき)さんと、北島三郎さんが、合唱団と一緒に歌っています。

まず歌手:堺正章さんの寒太郎の歌は・・

1974年12月~1975年1月に、東京放送児童合唱団と一緒に歌ってらっしゃり、放送されました。

※ツイッター投稿にて、堺正章さんが「北風小僧の寒太郎」を歌ってらっしゃるお姿。おしゃれですね。

堺正章さんの、「ひゅーん、ひゅーん」の歌詞のフレーズが、高低感あふれる、独特な歌い方で、

絶妙に「ひゅーん」という風の音を、歌の上手さで表現されていました。

とても、しんみりと、味わいがあり、心に響きます。

私は、この堺正章さんの歌う、「ひゅ~ん」の歌詞のところを、何度でも聴きたくなるくらい、大好きになりました。

そこの「ひゅ~ん、ひゅ~ん」だけで、もう、何とも言えない、北風小僧の寒太郎!の醍醐味となっているのです!

皆さんも、とにかく、とにかく!味わいがあるので、是非、聴いて欲しいです!

そして、合唱団の子供達の声が、寒太郎の年くらいで、そう思うと、また、愛らしく、この寒太郎のうたを聴きたい!と思うのです。



風小僧の寒太郎の歌詞と意味は?北島三郎さんの歌(みんなのうた)

歌手:‎北島三郎さんの寒太郎の歌は・・‎

1981年12月~1982年1月に、ひばり児童合唱団と一緒に歌ってらっしゃり、放送されました。

‎さすが大御所! という感じで、安定感がある歌い方です。 ‎

※ツイッター公式より北島三郎さん、現役バリバリですね。

‎私は、聴いていて、寒い冬の様子なのに、心が、じんわり温まり、北島三郎さんは、このうたを、笑顔で歌っているのではないか?!と思いました。

そして、聴いていて、何故だか嬉しくなりました。

大人になって聴くと、北島三郎さんの、「祭り」も想像したり、恰好は、江戸?時代風の、あの、北島三郎さんが「祭り」を歌っている時の、バックダンサー達(みこしをかついだダンサー達)が想像できました。

主人公の寒太郎の恰好とも重なり、全部想像してしまうと、うきうきして、聴いてしまいました。



みんなのうた:北風小僧の寒太郎:映像イラスト考察

‎1970年代の、懐かしい昭和の名曲の代表とも言える「北風小僧の寒太郎」の印象に残っている場面に、アニメーション映像もあります。

寒太郎の可愛い幼い顔は、キュンとしてしまいます。

何と言っても、あの、三度傘姿の寒太郎が、とても可愛いのです。 そして、その旅をしている様子を表現している、動き方!も印象に残っています。‎

まるで、水戸黄門の、助さんやカクさん・・を思わせるような、旅姿です。

‎1984年度版も、アニメーションはそのままで、歌をリメイクしてありました。

何度見ても、そのアニメーションは、わくわくして、冬でも元気になりそうな、そして、可愛らしいものです。

私が、その寒太郎の、可愛らしく感じるところは、ふっくらとしたほっぺたと、寒い地方を思わせるような、色白な様子で、寒太郎を、母親みたいな気持ちで見てしまいます。

表情豊かなアニメーション映像も、この北風小僧の寒太郎の歌詞と、照らし合わせてみて楽しめる、醍醐味であります。

それらは、私の記憶に、鮮烈に残っています。



(番外編)北風小僧の寒太郎:田中星児さんの歌(おかあさんといっしょ)

歌手:田中星児さんの、北風小僧の寒太郎は、みんなのうたではなく、1972年のNHKのおかあさんといっしょで、歌われています。

※もしや、作曲されたご本人?!福田わかこさんのツイッターでしょうか?・・投稿されてますね!私的には、ご本人と懐かしい田中星児さんのお姿を拝見したかったです。こんなツイッターを見れて、テンションがあがってしまいました!

私の幼い頃の記憶は、田中星児さんの歌う、北風小僧の寒太郎も残っています。

この田中星児さんの声を聴くと、幼い時の記憶が蘇るという、不思議な現象が起きます。

田中星児さんの、さりげない、誇張しすぎない、さらっとうたう、寒太郎の歌回しと、さわやかな歌声は、また、堺正章さんと、北島三郎さんとはちょっと違った、寒太郎の歌を、味わえます。

私が、生まれてから、すぐ聴いた寒太郎は、この田中星児さんの寒太郎の歌だと思います。かすかに、心地良い記憶があるのです。



北風小僧の寒太郎の歌詞と意味は?感想

‎みんなのうたの、北風小僧の寒太郎は、とても素敵で、愛らしいうたで、今も昔も変わらず、人気の歌です。

私は、みんなのうたが大好きで、その中でも、この北風小僧の寒太郎は、大人になった今でも、冬になると、メロディーがひょっとした時に、頭に浮かび、つい、口ずさんでしまう歌の、一つとなっています。

大人になっても、歌詞を、全部覚えているくらいです。

私は、冬の寒い、ベランダでの洗濯を干す時や、寒い朝、外出しないといけない時など、自分を励ます時などに、この北風小僧の寒太郎の歌、を口ずさむと、何故か、元気になっていくのです。

私が、小さい時に聴いて、見てきた、寒太郎のその姿は、まだ、幼くて、寂しいだろうに、明るく振る舞う元気な寒太郎の姿だったのです。

北風小僧の寒太郎の歌は、私の心をほっこりとさせてくれ、笑顔にしてくれます。

皆さんも、冬になったら、是非、歌ってみたらいかがでしょうか?

きっと、この歌は、笑顔にしてくれると思います!


 

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