NHKちむどんどんの歌子は、劇中、その名前の通り、素敵な歌を、たくさん歌っています。
その、歌子が歌う「翼を下さい」や「椰子の実」その他のうた、について、
私(わくわくルンルン)が、色々考察してみました。
ちむどんどん歌子の歌:上白石萌歌さんのプロフィールと歌
NHK朝ドラ、ちむどんどんの、歌子の役を演じているのは、上白石萌歌さんです。
※ツイッターにて素敵な上白石萌歌さんが投稿されていました。
萌歌さん、相当頑張ったんでしょうね!
楽譜(工工四)が漢字だから取っ付きにくいとか難しく感じるかもしれないけれど三線はやっみたら意外と弾ける楽器。
綺麗な音を出そう!
歌を歌いながら弾こう!
となると少しずつ難しくなっていくだけ。
それも練習すればできるのですhttps://t.co/LZfqYNf9fw— 沖縄那覇・国際通り近くの三線のお店 ナビィ三線 (@nabbie34) August 20, 2022
このドラマの出演者は、沖縄出身や、九州出身の、俳優や女優が多く出演しています。
ちむどんどんのドラマで、たくさん、歌を歌っている、歌子役=上白石萌歌さんも、九州の鹿児島出身です。
上白石萌歌さんは、ご自分の名前の中にも「歌」の漢字が入っています。
上白石萌歌さんが演じる、歌子の役柄は・・・
歌が大好きだけど、小さい頃から、病気がちで、体が弱く、恥ずかしがり屋です。
人前に出ると躊躇してしまい、本当の自分の歌の実力が、なかなか出せなかったりします。
夢は、歌手ですが、現実は、なかなかチャンスに恵まれないという、役柄です。
最近は、沖縄民謡の道へ一歩踏み出す・・そういう話の内容でした。
私は、上白石萌歌さんは、この歌子役に、まさしく、歌を歌うべきぴったりの役柄だと思いました。
その上白石萌歌さんのプロフィールですが・・・
鹿児島出身、1998年生まれの24歳です。子供の頃メキシコでの生活も、経験されているようです。
小学5年生の時、第7回東宝シンデレラオーディションで、見事、グランプリに選ばれました。
主な、今までの作品は・・「さよならドビュッシー」、「義母と娘のブルース」、「3年A組今から皆さんは人質です」、「大河ドラマいだてん」、「ドクターx」、などです。
ミュージカルでも、話題となった、橋本環奈さんと、ダブル主役で「千と千尋の神隠し」に出演されてました。
上白石萌歌さんは、ミュージカルでも、歌を、沢山披露されている女優さんですね。
そんな、上白石萌歌さんの歌子役の歌を考察してみました!
ちむどんどん歌子の歌:「翼を下さい」考察
ちむどんどんのドラマの、歌子の歌のシーンで有名なのが、「翼を下さい」です。
小学6年生の音楽の教科書に、この歌は、今も載っています。
「翼を下さい」は、作曲、編曲は、村井邦彦さん 作詞は山上路夫さんがされています。
そして、誰もが知って、歌っている歌です。私も小学校・中学校の頃、歌いました。
その、劇中の歌「翼をください」を歌う、上白石萌歌さんの歌声ですが・・
私が、特に印象に残っている場面が、音楽室での、音楽の先生とのやりとり、と、オーディションの場面です。
「翼を下さい」の歌詞は・・「今、私の、願いごとが、かなうならば、翼が欲しい」・・
とあります。ここが、一番最初の歌い出しです。
(音楽室の場面では・・)
歌子は、静かに深呼吸をして、目をつむって歌い出します。
上白石萌歌さんの、綺麗な顔立ちで、髪は三つ編みで制服姿が印象的でした。
しかし、私は、「う~ん・・何かが足りない・・」と思いました。それは・・声量だ!と思いました。
歌子は、目をつむって、歌い出すシーンが多いのですが、結構・・綺麗な声ではあるのですが、何だか小声なのです。
私は、歌子のうたは、謙虚で、切なく、でも、もどかしくも感じました。
病気でなかなか、うまく前へ進まない、歌への夢がすすまない、やるせない気持ちも、現れているのではないか?!とも、思いました。
そして、「この大空に 翼を広げ、飛んでゆきたいよ~」のところは、歌子の夢の歌手になりたい!という気持ちが、伝わる場面だと思いました。
「悲しみのない、自由な空へ」は、歌子は、病気がちなので、その病気も、早く治って自由に、羽ばたきたい!夢を追いかけたい!という、切なる思いが伝わり、私はじーんと胸にきて感動しました。
しかし・・やはり、声量が足りないので、物足りなくは感じます。それが結果として、歌下手?と言われるのではないか・・と、思いました。
(オーディション(予選の時)の場面では・・)
歌子は、最初、緊張していましたが、緊張をほぐすために、自分は、一体、誰の為に歌うのか?
という、音楽の先生の言葉を思い出しました。堂々と、そして優しく、聴いている人々に訴えかけるように歌いました。
その歌子の歌は、特に高音の声が、とても美しく、透き通っていました。
声量が足りない・・しかし、それは、歌子の体が弱い!という、歌子の役柄を、上白石萌歌さんが、十分に考えられた上で、歌っているのだと私は思いました。
私は、歌子が、病気がちだけど、でも、まっすぐな気持ちを持ち
「透き通る、綺麗な声で、歌子の今の、切なる気持ちを歌う!」ということを、上白石萌歌さんが、考えられて役柄を意識して歌っているのではないのか・・と至ったのです。
※「翼を下さい」のうた 一部抜粋
作曲、編曲:村井邦彦 作詞:山上路夫「翼を下さい」より抜粋してのショート演奏と、うた
演奏:わくわくルンルン イラスト:スマホ内臓スタンプ絵使用
※イメージ絵は、子供が、ペンギンが大好きで、ペンギンも翼があって、きっと飛びたいだろうにね・・と言ったのが印象的で、ペンギンの気持ちになってうたったものです。
ちむどんどん歌子の歌:「椰子の実」考察
「椰子の実」も音楽の教科書に掲載されています。
歌詞ですが・・・「名も知らず、遠き島より~椰子の実一つ」や「ふるさとの道を離れて・・」
のところは、何とも、切ない、でも、どこか懐かしい歌詞です。
・・それを、ドラマの中で、歌子は、自分の家族のこと、亡くなってしまった、お父さんのことを思いながら、歌っています。
歌子の声は、綺麗で、透き通り、遠くに、その声が、ずっと響いていく感じの、歌声でした。
目をつむっていると、沖縄の景色が見えてくるかのようなそんな、歌子の歌声でした。
この歌子の歌下手?理由は、結局、見つかりませんでした。
どちらかと言うと、この曲は、メロディーの高低差はそんなにありませんが、メロディーラインが頻繁に動くので、歌いにくいのです。
それを歌子は、見事に感情込めて歌っているなと私は思いました!
ちむどんどん歌子の歌:その他「沖縄民謡」考察
沖縄民謡では、歌子は、三線(さんしん)という楽器を使って、よく歌っていました。
この三線は、ニシキヘビの皮が使われており、蛇皮線(じゃびせん)と呼ばれています。
沖縄で、中国から伝わる三線は、心の楽器!ともいえる楽器を演奏されています。
※ツイッターにて投稿されているのを見つけました。
父・賢三の師匠である上原照賢の唄三線を聴いた歌子。
民謡歌手になりたいという夢を見つけた歌子は、その思いを優子と良子に伝えました。#ちむどんどん #朝ドラ#仲間由紀恵 #川口春奈#上白石萌歌 #大工哲弘 pic.twitter.com/H5VH8sffAv
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) July 7, 2022
一番、ドラマの中で、印象に残っているのは、歌子が小さい頃に、お父さんが三線を奏でて、それに合わせて、歌子が一緒に歌った場面や、
夕方のシーンで、お父さんの三線や、歌子の沖縄民謡の歌に合わせて、家族全員で、沖縄の踊りを皆で、踊っている場面が、風情があって、とても素敵でした!
その場面は、歌下手?な要素は全くなく、どこか懐かしく、切なくなる音楽、を歌子は優しく、歌って、三線を弾いていました。
ちむどんどん歌子の歌:劇中歌子は死ぬの?(番外編)
歌子は、どうしても、体が弱く、歌へのチャンスをつかめず、大好きな歌の道にはすすめませんでした。
その、歌子の病気は、今後、どのように、歌子の歌に影響を及ぼすのでしょうか?・・
歌子が体が弱いので、歌子死ぬの?と心配の声をちらほら聞きます。
歌子はどうなるのでしょうか・・まさか・・死んでしまう?!とは、あまり思いたくはありませんね。
歌子が死んでしまうと、歌子の歌がもう聞けなくなり、寂しくなります。
ちむどんどん歌子の歌:感想
私は、ちむどんどんのドラマの中での、歌子が歌う歌・・は、人々への、メッセージ性が、とても高いものだと感じました。
歌子が歌う、歌声は、一瞬で、人々の癒しとなります。
私も、目をつむると、昔、出会った人や、場面や、景色を思い出す・・そんな力を持っている歌子の歌でした。
また、これからも、歌子に、色々な素敵な歌を、歌ってもらいたいものです。
病気がちな歌子の歌を、上白石萌歌さんが考えて、歌っているのではないかとはわかりました。
そして、この文章を書いたあと少し、日にちが経ち、最近、さとると結婚した、歌子の歌を聴きました!
何と!以前の歌子よりは、声量が大きくなっていたのです!
大好きな、さとると結婚して、幸せいっぱいで、声も大きくなっていました。
そんな歌子の歌声に、ちむどんどんしていました。
残念ながら、この朝ドラちむどんどんも残すところ、あと1日となりました。
是非、日常でも、私は、このちむどんどんを思い出しながら、
そして、歌子を思い出しながら、
「翼を下さい」や「椰子の実」をたまには、歌ってみたいと思いました。
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