みんなのうたエレファンの魅力:エレファンの歌詞は怖くて悲しい?!

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みんなのうたの中で、怖い歌、怖い曲、悲しい歌・・など、耳にするのが、この「エレファン」です。

どういうところが怖くて、悲しいのか、私(わくわくルンルン)が、歌詞と歌詞の内容を、

色々な角度から、考察してみました。

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みんなのうたエレファンの魅力:エレファンの歌詞は怖くて悲しい?!:歌

●みんなのうたで、この「エレファン」は、2011年10月~11月に放送されました。

●歌は、手嶌 葵さんが歌っています。

手嶌さんとは、どんな方なのでしょうか?・・

※歌手:手嶌 葵さんの素敵なお姿のツイッターがありました!優しい感じの女性ですね。

●手嶌 葵さんは、ジブリシリーズの「テルーの唄」ゲド戦記や、

さよならの夏~コクリコ坂~から、などを歌われた女性歌手です。有名な歌ですね!

●歌声は、女性の優しい声、お母さんを思わせるような歌声です。みんなのうたの、怖い?!イメージは、全くありませんでした。

どちらかというと、ささやくような発音が、日本人というよりは、外国人に近いような歌い方でした。

●最初から、最後まで、ずっと一定に、ささやくようでした。

もしかして、そのささやくような歌い方と、声が、森の中の、暗い夜のイメージで、少し怖いです。やはり、ささやき声は、怖さの表現になっているかもしれません。

※怖いイメージ

⓵ささやくような歌い方→夜の暗闇をイメージ→自分までもが、暗く怖い気持ちになる・・。

⓶まるで、物語の、森の中に、自分も迷い込んだかのような怖い気持ちになる・・。

なので、この「エレファン」は、怖い歌、悲しい歌と、言われているのかなと思いました。

 

 

 



みんなのうたエレファンの魅力:エレファンの歌詞は怖くて悲しい?!:歌詞

●作詞、作曲は、松本俊明さん

~歌詞の大まかな内容は~

●子象のエレファンが、月をバターの溶けている食べ物と思ってしまい、それを「食べたいから、取ってきて!」と、母親ゾウに、ねだりをします。

●優しい母親ゾウは、子象エレファンの為に、月を探しに(取りに)森の中へ行く歌詞の内容です。

●子象、エレファンは、お母さんを探しに、湖にたどり着きますが、しかし、もうすでに、お母さんゾウは、銃に撃たれて、息絶えていました。残念な結果の歌詞なのです。

●歌詞の中で、一番残酷で、私がショックをうけて怖かったところは、

「湖のほとり ママを見つけたよ  銃にうたれて 倒れた僕のママを」のところです。

●もう、歌詞の中で、「銃」とはっきりありますので、それだけで、怖いですね。

まさか、みんなのうたの中で、「エレファン」というだけで、まさか、怖い歌詞だなんて、ハッピーエンドではない!なんて、想像もつきませんでした。

そして、そのハッピーエンドにならない、「エレファン」の歌詞では、何を伝えたいのだろうか・・とも、思ってしまうのです。



●この歌詞は、小象エレファンのこころを歌った、歌詞ということになりますが、

歌詞の中に、「銃」という言葉の表現があるだけで、

⓵人間が簡単に、動物、象を撃ってしまう、怖さ、恐ろしさ

⓶小象エレファンの人間に対しての怖さ(恐怖心)と、悲しい気持ちの、両方を現していると思います。

●お母さんから、愛情いっぱい育った子供の象エレファンは、最後、大事なお母さんを失って、何を思ったのでしょうか?・・

●普通に、すぐそこにあった、お母さんの愛情、温かさが、一瞬でなくなってしまい、1人ぽっちになり、孤独と怖さ、不安、悲しみ・・など沢山の気持ちが出てきます。

しかし、最後、少しだけ、救いの歌詞が出てきます。

「エレファン、あなたは、ほんとは強くて とっても優しい ママの宝物よ~ 」という歌詞です。

このお母さんの気持ちを表現した歌詞の意味は、

どうか、子供よ、頑張って生きていってちょうだい!

心の中には、永遠に、応援する、母がいるのよ!という意味ではないでしょうか?・・

この「エレファン」には、怖いけれど、沢山のメッセージもあります。エレファンのお母さんは、最後残念でしたが、母の優しさ、母が、子を思う気持ちの歌詞の内容の歌でした。



みんなのうたエレファンの魅力:エレファンの歌詞は怖くて悲しい?!:映像アニメーション

●映像アニメーションは、後藤貴志さんが、手がけてらっしゃいます。

●映像アニメーション・・・一言で言うと、綺麗で、幻想的です。

※実際、アニメーションを手掛けられた、後藤貴志さんのツイッター投稿を見つけました!めちゃくちゃ綺麗ですね。嬉しいです!

●その映像は、まあるく、月をバターのように描き、本当に、食べ物のようです。

●月が、バター色で、溶けているかのように、表現してあるので、怖いというより、もうそれはそれは、映像からは、綺麗!としか言いようがありません。

●なるほど!エレファン(←主人公の子供の象の名前)は、この月を、(食べ物と間違って)

食べたかったので、お母さん象に

「この月を取って来て!」とおねだりしたのだと思いました。

●だんだんこのリアルな幻想的な映像を見ているだけで、歌詞の内容もわかってくる、想像しやすく、わかりやすいイラストです。

●全体的には、メルヘンチックで、どちらかというと、私は、ヨーロッパの、寒い地方の陶器?!の配色みたいだな、と思いました。

※北欧?の陶器のツイッター投稿と思いきや日本製?!・・でも、綺麗な配色で素敵です。

●とても、綺麗で、素敵な映像アニメーションですが、少し、見ていくと、途中で、

日光が少ない地方を思わせるような、暗い雰囲気も、出てきました。

そこが、怖い、悲しい!と印象を与えるのではないか・・・と思いました。

●木が、黒く、まるで、人影のように、不安になります。

1人ぼっちで、小象のエレファンは、お母さんを森に探しに行きますが、そこは、1人ぼっちなので怖いですね。

●そして、最後は・・・

やっと、子供の為に、月を採ろうと、湖に近いところまでやってきた、母親ゾウは、銃に撃たれて、倒れてしまいます。

それを見た、子象の、エレファンは、近寄り、目に、涙を浮かべています。悲しい映像です。

。※ちょうどその部分の画像がツイッターで投稿されていました。みんなさすがに・・悲しくなりますね。

●その涙は「僕が、わがままを言わなかったら・・お母さんは死ななくて良かったのに・・・」と

後悔の念の表情と、悲しみでいっぱいのエレファンの描写でした。



みんなのうたエレファンの魅力:エレファンの歌詞は怖くて悲しい?!:音楽

●凄いのは、作詞、作曲している、松本俊明さんが、自ら、ピアノの演奏をしています。

●松本俊明さんは、ピアニストでもあり、あの、MISIAさんのヒット曲「Everything」を作った作曲家でも有名です。凄い方ですね。

●音楽は、ピアノ、コントラバス、ハンドネオン、パーカッションで演奏されています。

そのコントラバスがずっと、低く、狂いなく、一定でタンゴのベースをとっていきます。

そして、何と言っても、印象的だったのは、ハンドネオンの音でした。私は、このハンドネオンの音が、音楽的に、少し、怖い印象を受けました。

●ハンドネオンとは・・アコーディオンに似た、タンゴをよく表現してる楽器です。

(タンゴ演奏でよく使われる楽器です。)

●ハンドネオンの大きさは、中型ですが、結構大きな音が、鋭く出る楽器です。

なので、切れの良い、激しい、情熱的なタンゴ音楽には、かかせない楽器です。

●タンゴの曲調は、もともと、情熱の他にも、悲しみ、も、表現します。どうしても、情熱的なタンゴは、長調のイメージよりも、短調が多いので、どうしても、悲しい気持ちになってしまいますね。

※右から3番目がハンドネオンです。珍しいハンドネオンのツイッター投稿があり、とても興味深いものです。

 

●私は、このハンドネオンのタンゴ演奏の音色は、悲しいけれど、

「エレファン」を表現するのに、とてもふさわしい楽器だ!と、思いました。

ハンドネオンの音が、この「エレファン」の物語を、もの悲しく、短調が、怖い印象になり、演出効果にもなっているのだと思いました。



みんなのうたエレファンの魅力:エレファンの歌詞は怖くて悲しい?!:感想

●結論から言うと、やはり、怖くて悲しい歌でした。

●歌っている、歌手、イラスト、歌詞、演奏全てが、怖い、悲しい気持ちにさせる部分が多かったのです。(全体的に、素敵な綺麗な曲だけど、怖い曲、悲しい曲でもあると思いました。)

●じっと、このみんなのうたの「エレファン」を見ていると、メリーゴーランドに乗って、グルグル回り、夢を見ているかのようなのです。

幻想的で怖い、悲しい曲「エレファン」なのです。

メッセージ性が強いので、「エレファン」の歌を聴いたあとは、少し、ぼーっとして、

単純に、これから子象のエレファンは、一人ぼっちでどうするのだろうか?寂しい、悲しいね、エレファン・・頑張ってね・・など、色々思ってしまうのです。

みんなのうたの中で、わざわざ歌詞の中での、親子愛と死について考えてしまう内容でした。

生きる意味、感謝、幸せ、1日1日を、大事に生きよう!など・・自分のことと、照らし合わせて、深く考えさせられた、そんな「エレファン」のうたでした。



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