ちむどんどん歌子(上白石萌歌)の歌「翼を下さい」「椰子の実」考察

NHK朝ドラ

NHKちむどんどんの歌子は、劇中、その名前の通り、素敵な歌を、たくさん歌っています。

その、歌子が歌う「翼を下さい」や「椰子の実」その他のうた、について、

私(わくわくルンルン)が、色々考察してみました。

ちむどんどん歌子の歌:上白石萌歌さんのプロフィールと歌

NHK朝ドラ、ちむどんどんの、歌子の役を演じているのは、上白石萌歌さんです。
※ツイッターにて素敵な上白石萌歌さんが投稿されていました。

このドラマの出演者は、沖縄出身や、九州出身の、俳優や女優が多く出演しています。

ちむどんどんのドラマで、たくさん、歌を歌っている、歌子役=上白石萌歌さんも、九州の鹿児島出身です。

上白石萌歌さんは、ご自分の名前の中にも「歌」の漢字が入っています。

上白石萌歌さんが演じる、歌子の役柄は・・・

歌が大好きだけど、小さい頃から、病気がちで、体が弱く、恥ずかしがり屋です。

人前に出ると躊躇してしまい、本当の自分の歌の実力が、なかなか出せなかったりします。

夢は、歌手ですが、現実は、なかなかチャンスに恵まれないという、役柄です。

最近は、沖縄民謡の道へ一歩踏み出す・・そういう話の内容でした。

私は、上白石萌歌さんは、この歌子役に、まさしく、歌を歌うべきぴったりの役柄だと思いました。

その上白石萌歌さんのプロフィールですが・・・

鹿児島出身、1998年生まれの24歳です。子供の頃メキシコでの生活も、経験されているようです。

小学5年生の時、第7回東宝シンデレラオーディションで、見事、グランプリに選ばれました。

主な、今までの作品は・・「さよならドビュッシー」、「義母と娘のブルース」、「3年A組今から皆さんは人質です」、「大河ドラマいだてん」、「ドクターx」、などです。

ミュージカルでも、話題となった、橋本環奈さんと、ダブル主役で「千と千尋の神隠し」に出演されてました。

上白石萌歌さんは、ミュージカルでも、歌を、沢山披露されている女優さんですね。

そんな、上白石萌歌さんの歌子役の歌を考察してみました!



ちむどんどん歌子の歌:「翼を下さい」考察

ちむどんどんのドラマの、歌子の歌のシーンで有名なのが、「翼を下さい」です。

小学6年生の音楽の教科書に、この歌は、今も載っています。

「翼を下さい」は、作曲、編曲は、村井邦彦さん 作詞は山上路夫さんがされています。

そして、誰もが知って、歌っている歌です。私も小学校・中学校の頃、歌いました。

その、劇中の歌「翼をください」を歌う、上白石萌歌さんの歌声ですが・・

私が、特に印象に残っている場面が、音楽室での、音楽の先生とのやりとり、と、オーディションの場面です。

「翼を下さい」の歌詞は・・「今、私の、願いごとが、かなうならば、翼が欲しい」・・

とあります。ここが、一番最初の歌い出しです。

(音楽室の場面では・・)

歌子は、静かに深呼吸をして、目をつむって歌い出します。

上白石萌歌さんの、綺麗な顔立ちで、髪は三つ編みで制服姿が印象的でした。

しかし、私は、「う~ん・・何かが足りない・・」と思いました。それは・・声量だ!と思いました。

歌子は、目をつむって、歌い出すシーンが多いのですが、結構・・綺麗な声ではあるのですが、何だか小声なのです。

私は、歌子のうたは、謙虚で、切なく、でも、もどかしくも感じました。

病気でなかなか、うまく前へ進まない、歌への夢がすすまない、やるせない気持ちも、現れているのではないか?!とも、思いました。

そして、「この大空に 翼を広げ、飛んでゆきたいよ~」のところは、歌子の夢の歌手になりたい!という気持ちが、伝わる場面だと思いました。

「悲しみのない、自由な空へ」は、歌子は、病気がちなので、その病気も、早く治って自由に、羽ばたきたい!夢を追いかけたい!という、切なる思いが伝わり、私はじーんと胸にきて感動しました。

しかし・・やはり、声量が足りないので、物足りなくは感じます。それが結果として、歌下手?と言われるのではないか・・と、思いました。

(オーディション(予選の時)の場面では・・)

歌子は、最初、緊張していましたが、緊張をほぐすために、自分は、一体、誰の為に歌うのか?

という、音楽の先生の言葉を思い出しました。堂々と、そして優しく、聴いている人々に訴えかけるように歌いました。

その歌子の歌は、特に高音の声が、とても美しく、透き通っていました。

声量が足りない・・しかし、それは、歌子の体が弱い!という、歌子の役柄を、上白石萌歌さんが、十分に考えられた上で、歌っているのだと私は思いました。

私は、歌子が、病気がちだけど、でも、まっすぐな気持ちを持ち

「透き通る、綺麗な声で、歌子の今の、切なる気持ちを歌う!」ということを、上白石萌歌さんが、考えられて役柄を意識して歌っているのではないのか・・と至ったのです。

※「翼を下さい」のうた 一部抜粋

作曲、編曲:村井邦彦 作詞:山上路夫「翼を下さい」より抜粋してのショート演奏と、うた

演奏:わくわくルンルン イラスト:スマホ内臓スタンプ絵使用

※イメージ絵は、子供が、ペンギンが大好きで、ペンギンも翼があって、きっと飛びたいだろうにね・・と言ったのが印象的で、ペンギンの気持ちになってうたったものです。


ちむどんどん歌子の歌:「椰子の実」考察

「椰子の実」も音楽の教科書に掲載されています。

歌詞ですが・・・「名も知らず、遠き島より~椰子の実一つ」や「ふるさとの道を離れて・・」

のところは、何とも、切ない、でも、どこか懐かしい歌詞です。

・・それを、ドラマの中で、歌子は、自分の家族のこと、亡くなってしまった、お父さんのことを思いながら、歌っています。

歌子の声は、綺麗で、透き通り、遠くに、その声が、ずっと響いていく感じの、歌声でした。

目をつむっていると、沖縄の景色が見えてくるかのようなそんな、歌子の歌声でした。

この歌子の歌下手?理由は、結局、見つかりませんでした。

どちらかと言うと、この曲は、メロディーの高低差はそんなにありませんが、メロディーラインが頻繁に動くので、歌いにくいのです。

それを歌子は、見事に感情込めて歌っているなと私は思いました!

 



ちむどんどん歌子の歌:その他「沖縄民謡」考察

沖縄民謡では、歌子は、三線(さんしん)という楽器を使って、よく歌っていました。

この三線は、ニシキヘビの皮が使われており、蛇皮線(じゃびせん)と呼ばれています。

沖縄で、中国から伝わる三線は、心の楽器!ともいえる楽器を演奏されています。
※ツイッターにて投稿されているのを見つけました。

一番、ドラマの中で、印象に残っているのは、歌子が小さい頃に、お父さんが三線を奏でて、それに合わせて、歌子が一緒に歌った場面や、

夕方のシーンで、お父さんの三線や、歌子の沖縄民謡の歌に合わせて、家族全員で、沖縄の踊りを皆で、踊っている場面が、風情があって、とても素敵でした!

その場面は、歌下手?な要素は全くなく、どこか懐かしく、切なくなる音楽、を歌子は優しく、歌って、三線を弾いていました。



ちむどんどん歌子の歌:劇中歌子は死ぬの?(番外編)

歌子は、どうしても、体が弱く、歌へのチャンスをつかめず、大好きな歌の道にはすすめませんでした。

その、歌子の病気は、今後、どのように、歌子の歌に影響を及ぼすのでしょうか?・・

歌子が体が弱いので、歌子死ぬの?と心配の声をちらほら聞きます。

歌子はどうなるのでしょうか・・まさか・・死んでしまう?!とは、あまり思いたくはありませんね。

歌子が死んでしまうと、歌子の歌がもう聞けなくなり、寂しくなります。



ちむどんどん歌子の歌:感想

私は、ちむどんどんのドラマの中での、歌子が歌う歌・・は、人々への、メッセージ性が、とても高いものだと感じました。

歌子が歌う、歌声は、一瞬で、人々の癒しとなります。

私も、目をつむると、昔、出会った人や、場面や、景色を思い出す・・そんな力を持っている歌子の歌でした。

また、これからも、歌子に、色々な素敵な歌を、歌ってもらいたいものです。

病気がちな歌子の歌を、上白石萌歌さんが考えて、歌っているのではないかとはわかりました。

そして、この文章を書いたあと少し、日にちが経ち、最近、さとると結婚した、歌子の歌を聴きました!

何と!以前の歌子よりは、声量が大きくなっていたのです!

大好きな、さとると結婚して、幸せいっぱいで、声も大きくなっていました。

そんな歌子の歌声に、ちむどんどんしていました。

残念ながら、この朝ドラちむどんどんも残すところ、あと1日となりました。

是非、日常でも、私は、このちむどんどんを思い出しながら、

そして、歌子を思い出しながら、

「翼を下さい」や「椰子の実」をたまには、歌ってみたいと思いました。



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