みんなのうたの、赤鬼と青鬼のタンゴと言えば、尾藤イサオさん!と、ピンとくる方も、いらっしゃると思います。
皆が昭和時代、夢中になった、赤鬼と青鬼のタンゴを、尾藤イサオさんも含め、何が魅力的なのか、私(わくわくルンルン)なりに、色々な角度から、考察してみました!
尾藤イサオの赤鬼と青鬼のタンゴ(みんなのうた)の歌詞と歌が面白い!
1977年放送。
作詞:加藤直さん
加藤直さんは、みんなのうたで、研ナオコさんが歌った、「アスタ・ルエゴ ~さよなら月の猫~」
サラマンドラ、などの歌詞も、手掛けていらっしゃいます。
作曲は、福田和禾子さん。
福田和禾子さんも、他に、みんなのうたで、おなじみ、「北風小僧の寒太郎」を作曲されてます。
歌は、尾藤イサオさんがうたってらっしゃいます。
その、わくわくしそうな、みんなのうたの、赤鬼と青鬼のタンゴを調べてみました!
尾藤イサオの赤鬼と青鬼のタンゴ(みんなのうた):歌
歌は、尾藤イサオさんが歌っていますが、尾藤イサオさんというと、ロカビリー音楽を、こよなく愛している歌手でいらっしゃいます。
他にも、あしたのジョーや、この、赤鬼と青鬼のタンゴの、B面の、「サラマンドラ」も歌ってらっしゃって、有名です。
「赤鬼と青鬼のタンゴ」を歌う、尾藤イサオさんの歌声を、聴いてみました。
私の感想ですが・・
尾藤イサオさんは、この歌を歌うのに、ぴったりの歌手!だと思いました。
声量があります。そして、その歌声は、心地良いです。
私は、多分、伊藤イサオさんは、ニコニコと、笑顔で歌っているのだろうな~、歌が好きなんだな~・・・と、そう伝わってくるような、楽しい歌い方をされています。
聴いているだけで、歌の楽しさが伝わってくるのです。
優しく、尾藤イサオさんが歌うと、まるで、鬼、だけど、人間っぽい、可愛い性格の、鬼のイメージになりました。
私まで優しい気持ちになります。
また、「どんどこ、どんどこ」の、歌詞のところは、尾藤さんの声が、ビブラートなり、絶妙なタンゴのリズムに、ぴったり合っていました。
私は、尾藤イサオさんの、歌のうまさに、圧巻でした!
尾藤イサオの赤鬼と青鬼のタンゴ(みんなのうた):歌詞
歌詞の大まかな内容は・・・
つの(角)が一本の、赤鬼どんと、
つの(角)が二本の青鬼どんが、
山の月の灯りの下で、月夜が嬉しくなり、タンゴのダンスを、タンゴのリズムに合わせて、踊り始める!という内容です。
「つの(角)つの(角)一本 赤鬼どん。つの(角)つの(角)二本青鬼どん!」と、幾度となく、繰り返される歌詞ですが、現代でも、おかあさんといっしょで、小さい子供達からも、歌われている部分の歌詞でもあります。
歌詞の中に「だんだら、つの」と出てきますが、これは、だんだんになっている模様の、つの(角)・・という意味らしいです。
歌詞の中に「しんしん」という言葉も、出てきますが、これは、夜が更けて、ひっそりと静まりかえっている様子らしいです。
その中で、赤鬼と、青鬼が、仲良く、月の灯りをバックに、タンゴを踊っているのです。
深い、しーんとした山の中で、赤鬼と青鬼が、タンゴを踊る・・想像するだけでも楽しそうですね。
尾藤イサオの赤鬼と青鬼のタンゴ(みんなのうた):音楽考察
最初は、昭和の歌謡曲、という感じで始まります。
リズムカルで、歌詞にある「心うかれて踊り出す」にピッタリな、曲調です。
私は、この曲は、まるで、あの!昭和の「8時だよ全員集合!」のバンド演奏のような曲だな、と思いました。
そして「秋風の」→ひゅ~という、「ひゅ~」のところは、女の人の声で、かけ声がありますので、そこは風の音を、高い女の人の歌い声で、表現しているのだ!と思いました。
そして、途中、アコーディオンの演奏が入ります。このアコーディオンが、渋く、この曲の個性をさらに、引き出してくれていました。
歌詞が「ロンロン」や「ツンツン」の擬音が多いので、そこに合わせて、タンゴの音楽が、ぴったりと入ってきます。
歌詞とタンゴの音楽がとにかく、ユーモラスで、楽しい「赤鬼と青鬼のタンゴ」の音楽です。
尾藤イサオの赤鬼と青鬼のタンゴ(みんなのうた):映像アニメ考察
映像アニメーションを作られたのは、ひこねのりおさん、です。口がまめらないですね・・。
アニメーションの映像は、にくめない、可愛い、赤鬼と青鬼の面白ろく、おかしいタンゴのダンスが、映し出されています。
最初、白いうさぎが、ぴょんぴょんと7匹、登場してきます。そして、森の奥の暗闇から、赤鬼と青鬼が、膝を上下に屈伸しながら、登場してきます。とにかく、ここの場面は、赤鬼と青鬼が可愛いです。
音楽に合わせて、赤鬼と青鬼が、上下くっしんして、リズムを取る姿が、とても、ユニークで私は、くすっと笑ってしまいました。
そして、月夜をバックに、鬼が2匹、手を取り合って、タンゴのステップを踏み始めます。
手を取り合って、前の方に2,3歩、ステップを踏んだかと思ったら、今度は、後ろにステップを踏む!という動作が、やっぱり、ユニークで、私まで、体が、リズムを取ってしまいました。
それくらい、とても、楽しい映像です。
まるで、1970年代後半の、昭和感あふれる、昔話の絵本のようです。
白いウサギも、7匹出てきます。月夜なので、ウサギもやはり登場するのですね。
そして、ウサギ達が、途中で、バイオリンを弾く姿は、可愛くてたまりません。
それに、合わせるかのように、赤鬼と青鬼が、大きな月の灯りのもとで、踊ります。
私は、小さい頃、子供心に、一瞬で、この「赤鬼と青鬼のタンゴ」のファンになってしまいました。
また大人になって見れて、うきうきする、映像と歌でした。
尾藤イサオの赤鬼と青鬼のタンゴ(みんなのうた)の歌詞と歌を考察!:感想
赤鬼と青鬼のタンゴ、の最後の方は、独特なタンゴの旋律に合わせ、尾藤イサオさんが一気に、歌いあげます。
タンゴの、アコーディオンに合わせて、恰好良い曲のまとまりです。
私は、この曲は、まるで、伊藤イサオさんが、そこにいるかのような、伊藤イサオさんが歌って、踊っているかのような、ミュージカルのような曲・・・
それが、赤鬼と青鬼のタンゴ!だと思いました。
是非、皆さんも、この歌は、ミュージカル!と思って聴いてみたらいかがでしょうか?!
面白く、楽しく、懐かしく、嬉しくなる、赤鬼と青鬼のタンゴです。
もしかして、一緒に踊り出しているかも?!ですよ・・。
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