ブルグミュラーで、最初に、少し難しいな・・と感じるのは、この、「無邪気」ではないでしょうか。
実際、子供のコンクールでも、よくこの曲が、課題曲になっているように感じられます。
今回、この「無邪気」の難易度と、練習のコツ・演奏のコツを書いてみました。
参考にして頂ければと思います。
※ブルクミュラー「アラベスク」については、こちらもどうぞ宜しくお願い致します!↓
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ:難易度
難易度的には、へ長調で、左はそんなに動かないので、右手がスラスラ動かすのが得意なお子様は
簡単に弾けるでしょう。
難易度★★くらいです。
結果、テクニックも、スケールがスムーズに弾けるようになった頃弾くのが、一番好ましいと思います。
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ:何年生から?
ゆっくり練習していく場合・・小学中学年~3・4年生くらい~
※もちろん、習い始めた学年によりますので、小学校高学年~でもオッケイです!大人の方でも、指の練習になるし、楽しい綺麗な曲なので、おすすめ曲です。
コンクールに出たい!どんどん練習する子供さんの場合
・・実際、コンクールで、子供の小学生低学年部門で、課題曲で出されているところがよくあります。
なので、小学生2年~でも弾けるレベルです。
私は、ブルグミュラーで、「無邪気」を小学生2年生から弾けるということは、
結構早い時期(小さい頃から)ピアノを習って、教本も進んでいるお子様だと思います。
しかし、テクニック的にも、音読み的にも、
無理して、楽譜を、自分の力で読めてない小学1・2年生で、「無邪気」を弾くとなると、難しいと思います。
コンクールに出るということは、考えられるのは、
⓵親が楽譜を読むのを手伝ってあげる もしくは、練習も手伝えれる親がピアノ経験者
⓶ピアノの先生のレッスンを沢山時間を補修を入れて、見よう見まね・・になってしまいますね。
どうしても、弾きたい方は、コンクールでこの曲を挑戦して、テクニックを上げる!という、
プレス思考チャレンジ方法で進んでいって下さいね!
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ⓵右手
右手の最大の難関は、粒がそろって弾けるか・・で、なかなか、指が回らないと、
この曲は、難しい曲です。
なので、まず、メロディの中で、沢山出てくる、スケールの練習をしていきましょう。
スケール練習→部分練習(スタッカートや付点をつけて)→上って下ってのスケールの練習
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ⓶左手
和音の響きを考えて弾くようにしましょう。
ほとんど、右手が動く「無邪気」の曲ですので、
左手は、あまり主張せずに、右手を主役にして、
でも、和音の変化に、注意をして、弾いて頂きたいと思います。
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ⓷両手
●「無邪気」というくらいなので、やはり、子供の心、無邪気さを現しているように、
想像して弾くと楽しく、わかりやすくなると思います。
※以下、無邪気っぽいイメージ(あくまでも私のイメージです)
⓵右手→小さい子供が、ルンルンで、どこかの公園で、楽しく遊んでる様子
⓵左手(和音)は、右手の補佐役で、右手が動くのを、支えてあげてる感じ
⓷子供達が、うまく、楽しく遊んでいたのに、1人だけ、「ぼく、ちょっとかえるもん。用事思い出したから、帰る!」と言い出してしまいました・・右手のメロディの中で、ラの♭(フラット)が出てくるところがそのイメージ・・
④友達1人帰ってしまったけれど、残った友達で、まだ、滑り台などで、楽しく遊んでいる様子。とても高い滑り台まで上って、最後、降りてきたら・・
⑤最後・・降りてきたところで、ジャンプして着地したら・・滑り台の着地のところで・・おちゃめな猫ちゃんが、こちらを向いていたとさ・・
的な、イメージで弾くと、いかがでしょうか。
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ:コンクールでのコツ
●色々な解釈があると思いますが
実際、コンクール会場で、この「無邪気」を聴いて、予選通過されている子供さんを見ると、
⓵強弱がはっきりしている
⓶速度が保たれている
⓷指テクニック
④コンクール会場に音が響いている
がきちんとされている子供さん達が、次へ進まれているように感じました。
自宅だけで、弾かれる方は、⓵⓶⓷を、きちんと守れたら、次のステップへ進まれても良いと思います。
コンクールでは、もちろん、④まで、そして、もちろん、ノーミスですね。
ブルグミュラー無邪気:難易度・何年生~?コンクールや練習演奏コツ:実際の演奏
実際、コンクールでは、繰り返しなしなので、繰り返しなしで録画してみました。
是非、参考にして頂ければと思います。
途中、子供の咳払いが入ってしまいました・・ご了承下さいませ。
※ユーチューブ元:わくわくルンルン
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