私のピアノ教室には、1月~2月にかけて、
「旅立ちの日に」の伴奏の楽譜を、生徒さんがよく持って来られます。
それは、卒業式合唱の、ピアノ伴奏のオーディションで必ずと言っていいほど「旅立ちの日に」
の曲を合唱するらしいのです。
今回、卒業式シーズンで、大人気「旅立ちの日に」のピアノ伴奏のコツを、書いてみました。
※その他の合唱ピアノ伴奏のコツをまとめたものはこちら↓もどうぞ宜しくお願い致します!
「旅立ちの日に」ピアノ伴奏のコツ:楽譜前半の注意点
合唱曲「旅立ちの日に」のピアノ伴奏で、一番、注目されるのが、
最初の前奏ピアノソロです。なので、卒業式当日緊張しないように、
何度もしっかり練習しておきましょう。
この前奏部分をしっかり弾けるようになると、
途中の中間部分でも、同じフレーズが出てきますので、後で少し安心出来ます。
「旅立ちの日に」ピアノ伴奏のコツ:楽譜後半の注意点
●2番の繰り返し前に、中間部分の、ピアノソロがあります。
そこは、いきなり、右手が弾きにくい指運びがあります。(高いラーシドレーシソー)
スムーズにからまらないように注意しましょう。
●スタッカートや付点のリズム練習をして、上の音がきれいな音で
響くような音を出せるように
イメージして練習すると良いと思います。
●最後は、また最初弾いた前奏が出てきて、ピアノソロで終わります。
※ユーチューブ元 わくわくルンルン 一部抜粋
「旅立ちの日に」ピアノ伴奏のコツ:楽譜全体の注意点
●伴奏の右手の和音が1小節の間に、ちょっとずつ変わってきたり、
左手のリズムが、右手と一緒の拍をとったかと思ったら、少しずれていたりと、
自分の思い込みで弾いてしまうと、実は、違ったりします。
●なので、しっかりと、サラサラ弾けるようになっても、再度、楽譜のリズムと音が合っているか、
見直しをして下さい。
指使いを最初からちゃんと楽譜通りにしておかないと、癖がついてしまったら、修正が大変です。
「旅立ちの日に」伴奏のコツ:卒業式合唱ピアノ伴奏①オーディションで気をつけること
●「旅立ちの日に」のピアノオーディションは、
「前奏で、ほとんど決まる!」と思って、しっかり前奏を練習しましょう。
そして、中間と最後のピアノソロも「ノーミス!」のつもりで、
しっかり練習して、オーディションにのぞんで下さいね。
●優しい感じで、綺麗な響きを意識して弾いて下さい。
●テンポが速すぎないように、途中、弾きながら、テンポ感を意識して下さいね。
「旅立ちの日に」伴奏のコツ:卒業式合唱ピアノ伴奏②もし選ばれたら・・
●合唱と一緒になると、ピアノ伴奏のずっと続く、4拍のカウントが大事になってきます。
ピアノ伴奏者は、いつも、メトロノームなどで、速さ(テンポ感)を意識
して弾いて下さいね。
●学校の音楽室での合唱の練習と、体育館での合唱の練習は、
微妙に違ってきます。
極端に言うと・・体育館の上に置いてあるピアノと、体育館の下に置いてあるピアノと
合唱合わせが微妙に違ってきますので、
そこをピアノ伴奏者は、頭に入れて、
臨機応援に、対応して、指揮者への目配り、合唱の声の耳配りを気をつけて、
本番に臨んで下さいね。(合唱と伴奏が少しが生じたりします。)
「旅立ちの日に」伴奏のコツ:卒業式合唱ピアノ伴奏③実演
今回は、小学校の卒業式のオーディションを受けて無事合格された方の練習の様子です。
~ハ長調バージョンのフル演奏~
※ユーチューブ元 わくわくルンルン
「旅立ちの日に」ピアノを楽しむコツ:おまけ④発表会でもおすすめ!親子連弾!
実は、卒業式!と思いがちな、「旅立ちの日に」ですが、
親子の絆をもつなぐ曲でもあります。
お子様との思い出に、是非、発表会でも、一緒に弾いてみられたらいかがでしょうか?!
きっと、いい思い出作りになると思います!
今回は、発表会用ということで、少し短くしての「旅立ちの日に」です。
練習している時も、ああじゃない!こうじゃない!と、親子で練習するのも、とても楽しいものになりますね。
※ユーチューブ元 わくわくルンルン 親子連弾 一部抜粋
コメント