今回、息子の作文を見つけたので、小学生の時に何かしら、
授業で習ったのか?!その感想文?!なのか、わかりませんが、
そのまま、記したいと思います。
下駄と靴の違いについて ①形
「下駄」と「靴」の、最も大きな違いは、その「形」でしょう。
「下駄」は、そのまま、ハの形の紐と楕円形。
そして「靴」は、きらびやかで、カラフル。そしてシンプル色など・・
底が厚かったり、空気が入っていたり、べた靴など、紐やマジックテープ付など、
デザイン豊富な「形」があります。
下駄と靴の違いについて ②履き方
そして、「履き方」ですが、
「下駄」は、・・2本の歯で、足を支えて、歩いたりします。
しかも、家に入る時に、「下駄」は脱ぎやすいので、すぐに、脱ぐことができます。
「下駄」は、脱ぎやすく、履きやすいので、とても便利です。
それから、「下駄」は「靴」と違って、サイズが違っても、履くことが出来るのです!
それに対して
「靴」は・・紐やマジックテープなどを使って、丁寧に履いたり、脱いだりします。
その靴を履く人のサイズに合わせて、ぴったり履けるようになっています。
しかし、サイズが合わないと、逆に、途中で脱げたり、はけなくなるようなこともあります。
下駄と靴の違いについて ③履き心地
「履き心地」は、皆さんおわかりのように、
「靴」は、
普通に、履く分や、また、山登りやランニングなどの運動する時、
それに合わせた、しっかりした靴や、軽い靴があったりします。
それらは、その靴を履く人の足をつかむような設計がなされていたりして、
種類も豊富にあります。
「靴」の履き心地は、お店で、自分に合った靴を自由に選べ、
サイズさえちゃんと合えば、気分も爽快、体にもいい!ということになります。
現代の「靴」は、特に、その履き心地の良さから、デザインも豊富で、
魔法のような履物にもなっていると思います。
それに対して、「下駄」は・・
走ったりすると、足が痛くなりますが、現代の「靴」よりは
履き心地は悪いでしょうが、歩く為には、夏などには、向いていると思います。
下駄と靴の違いについて ④歩いた時の「音」
「音」も注目してみました!
「下駄」は、・・カランコロンという音がします。
「靴」は、「トコットコ」「さっさっ」という、小さな音しか出ません。
この違いは、「時代がとても変化しているものだ!」考えられます。
げたと靴の違いについて ⑤目的、用途
最後に、「目的、用途」についてですが、
下駄の時代は、江戸時代からさかのぼります。
シンプルで、目的も何も、生活の一部、履物=下駄となっていました。
わらじ→下駄とは、雨の日にも少し、下駄の方が高さもあるので、
着物の下の方も濡れないし、足もびちょびちょにならないので、
下駄は重宝されていたのではないでしょうか?
ただ、「下駄のひもがとけたり、切れたりすると、嫌な予感がする・・」みたいな、
よく時代劇のテレビで見たことがあり、ひもは、なかなかシンプルな故、
下駄を使えば使うほど、すぐ切れたりしていたのではないでしょうか?
下駄は、日本人は、日本独特の着物を着ていたからこそ、シンプルな作りで、
夏は、素足でも履けて、冬は足袋ですんなり履けるので、その時代は
なくてはならない履物だったと思います。
もちろん、昭和の戦争時にも、まだまだ着物を着ていた人も多く、
下駄は多くの人に、使われていました。
今、現在も、花火大会や、祭りにも、よく、男女問わず、ゆかたを着ているのを
よく、見かけます。
その時の、「カツカツ」「カランコロン」の音は、
夏の夜をとても、涼しく感じさせて、とても鮮やかに感じさせてくれるので、
嬉しくも思います。
げたと靴の違いについて:まとめ
現代でも、ちょっぴり、昔を感じさせてくれるこの「下駄」は、
こんな時、大活躍してくれて、僕は、「下駄もすてたもんじゃないな~」などと、
思っちゃいました。
「靴」と「下駄」は、このように、それぞれの良さと違いがあり、
今でも、くらしの中で、それぞれ使い分けをしているのです。
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