NHK土曜ドラマ:空腹を満たしなさい が2022年6/25(土曜日)22:30から始まりますね。
その、「空腹を満たしなさい」のドラマの中で使われている、音楽を担当しているのは、清水靖晃さんです。
今回、清水靖晃さんと、その音楽性について、私(わくわくルンルン)なりに、調べてみました。
ドラマ空白を満たしなさい:あらすじ、ネタバレ
まずは、このドラマはどんなものなのか、大まかに、あらすじ(ネタバレ含)を調べてみました。
このドラマは、芥川賞作家の平野啓一郎さんの、長編小説が原作です。
この小説は、あの東日本大震災の後に発表されています。
ドラマのあらすじ(ネタバレ)ですが・・・死んだ人間が生き返ってしまう(復生者)のニュースが、世界中で流れていました。
主人公の土屋徹生(柄本祐さん)は、ある夜、会社の会議室で、うたた寝から目覚めました。
そして、家に帰ると、ビックリした妻から、「あなたは、3年前に転落死した!」と告げられてしまいます。
しかし、徹生は、自分が死んだ、という記憶が一切なく、会社の屋上から転落したこともわかりません。
そして、自分の死を調べていくうちに、徹生の会社の、警備員の佐伯(阿部サダヲさん)という男から、ずっと、生前、自分がつきまとわれていたことを思い出します。
そして、主人公徹生は、実は、自分は、この、佐伯という男から殺されたのではないか?と疑っていきます。(ここまでがあらすじネタバレとなります)
徹生は、もう一度人生をやり直せるのでしょうか?
清水靖晃さんのプロフィール:ドラマ空白を満たしなさいの音楽
さて、清水靖晃さんが音楽担当されている、ドラマ「空白を満たしなさい」のあらすじについては、ここくらいにして、
清水靖晃さんのプロフィール紹介をしたいと思います。
1954年8月9日生まれ(67歳)
作曲家でもあり、サクスフォネット(サキソフォネッツ)の演奏に秀でた、音楽家でいらっしゃいます。
題39回日本レコード大賞企画賞を受賞されています。
清水靖晃さんのバッハ、サキソフォネッツ:ドラマ空白を満たしなさいの音楽
JSバッハを、自分なりに解釈した創作活動で知られています。
音楽グループ、マライアの テナーササクスフォネット(サキソフォネッツ)の担当でもあります。
1978年、自作曲含む、ソロアルバムを発表。
後に、坂本龍一さんと共に出演したNam JINE paikによる 東京ニューヨークソウルを、結成されています。
清水靖晃さんのバッハ、サキソフォネッツ音楽の特徴
通常は、チェロなどで弾くバッハの曲を、サクスフォネット(サキソフネッツで)弾いてらっしゃいます。
その斬新な音楽構成と演奏は、幼い頃に、ピアノを習っていた、清水靖晃さんだからこそ、出来るものだと思います。
1997年には、ミニアルバム、バッハボックスを発表し、全く残響のない、無機的なものが、特徴です。
残響のないとはどういうことでしょうか・・
例えば、ピアノでいうと、弾いた後も、ペダルを踏むと、音がぼわ~と残っていたりします。その響きが、ない!ということです。
無機的なものとはどういうことでしょうか・・
例えば、何でも、プツプツと切れている感じで、関係、つながりがない様子!のようです。
清水靖晃さんが、幼少期に熱中した、モールス信号によるコミュニケーションや、虫の声、 沢山の虫が、宇宙に、信号を出しているかのような、日常の体験を、このアルバムで表現されています。
そして、私は、実際、清水さんの演奏2曲を、聴いてみました!
①ゴルドベルグ変奏曲(1番アリア):清水靖晃さんの、キソフォネッツ演奏
※アリアとは、オーケストラの伴奏で独唱する、叙情的な曲のことです。
まず、演奏を聴いてみた印象は、実に、美しい!という事です。
しかし、その旋律には、奇妙な、切なさと、寂しさを覚えました。孤独感もあり、美しいです。
⓶バッハ無伴奏チェロ組曲(第1番プレリュード):清水靖晃さんのテナーサックス演奏
※プレリュードとは、始まり!という意味です。
私は、このプレリュードを聴いた瞬間、涙が出そうになりました。
始まりのはずなのに、まるで、天国ってこんな感じかも?!という、雲の上を想像するような、高い、空の上にいるような、感無量 の気持ちになりました。
そして、小さな時から、今この、現在までの出来事を、目をつむって、思い出してしまったのです。
出会いや別れを思い出し、胸がじーんと熱くなりました。
清水靖さんの演奏は、そんなことを思い出してくれる演奏です。
何と素晴らしいのでしょうか!
清水靖晃さん:ドラマ空白を満たしなさい音楽の感想⓵
まず、ドラマ放送前の、ドラマのあらすじ解説中(5分間)に、流れた音楽を、聴いてみた感想ですが、ドラマの内容が少し、怖いので、音楽も少し、怖いような気がしました。
それでも、音楽的に、印象的だったのは、沢山の楽器が使われている!ということです。
まるで、フランス音楽を思わせるかのような、作曲家:サティやラヴェル のような旋律があったと思います。
そして、ストラビンスキーや坂本龍一さんをイメージできるような旋律も流れていました。
幼少期、清水靖晃さんが、子供の頃、ピアノを習ってらっしゃった、とありましたので、沢山の作曲家を連想させるような、コラボレーションされたような、素敵な音楽でした。
不思議で、奇妙な、でも、綺麗な音楽。
まだ、ドラマは始まってませんので、見ていませんが、しっかりとドラマを見ながら、ドラマのあらすじ、解説を含めながら、音楽の感想も書けたらと思います。
そして・・
その後、ドラマの第1回目を見てみました!
ドラマ第1回を見ての音楽の私の感想・・・
まず、一言で奇妙!怖い!でも、美しい!です。
そして、登場人物のセリフに、反応するかのように、音楽も反響していました。
もちろん、サクスフォネット(サキソフォネッツ)と、ピアノも流れていて、まるでそれらは、しゃべっているかのように、私には、聴こえてきました。
そのまるで、しゃべってるかのような音楽が、奇妙で怖い・・と受け取れるかもしれません。
そして、その他の楽器も、たくさん、巧みに、ドラマの途中に入れてありました!
々の、沢山の、楽器の組み合わせで織りなすハーモニーが、とても印象に残りました。
このドラマ「空腹を満たしなさい」というサスペンスドラマを、清水靖晃さんの音楽で、一層盛り上げていたと思います。
怖い?!と思わせるのは、逆に、私は、清水靖晃さんは、天才作曲家なんだ と思いました。
清水靖晃さん:ドラマ空白を満たしなさい音楽の感想⓶
このドラマは、私は、清水靖晃さんの音楽が、絶対的存在感があると思います。
何故かというと、人生における悩み、憎しみ、人間の内なる葛藤、苦しみ、切なさ、悲しみ、喜び・・と、あらゆる、人間の感情が、清水靖晃さんの音楽にも含まれています。
そして、それが、時には、怖い音で現わされ、音楽で解説してくれているように、感じました。
今までの、人生を振り返らせる、回顧的メッセージ性も高く、それは、美しくも、悲しい響きでした。
「人生」を考えてしまう・・ドラマ「空白を満たしなさい」のあらすじと、まさにぴったりではありませんか?!
ドラマ「空白を満たしなさい」をちゃんと5回、じっくり楽しみに見ていき、大いに、清水靖晃さんの音楽を楽しみたいと思います。
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