8月も、あっという間にお盆を過ぎましたね!
今回、高齢者施設で、「もうすぐ秋がやってきますよ~、秋ですね~」と、
9月の歌、秋を少しずつ感じるような、童謡季節歌を、選んでみました。
そして、9月~秋を想像して、高齢者の方に、齢者施設などで、
元気いっぱい、音楽療法や脳トレ体操をして頂きたいと思います!
※9月の歌謡曲バージョンはこちら↓
※実演ブログも是非宜しくお願い致します!↓
高齢者9月の秋の歌!9月の歌で元気いっぱい!童謡・音楽療法脳トレ⓵どんぐりころころ
大正10年 「かわいい唱歌」に発表される。
●日本人なら、誰でも知っている秋を感じさせる童謡唱歌ですね!
●「どんぐりころころ」の冒頭の歌詞から、高齢者の方も、9月・秋の歌!と、
どんぐりの木など・・風情を感じられ、ほっこりされることでしょう。
~音楽療法・脳トレ~
●2拍子なので、1・2、1・2で足踏みしながら、歌い出します。
途中、「どんぶりこ!」のところで、足をピタっと止めてみましょう。
そして、また、「さあ大変!」のところでも、同じように、足を止めます。
次の、「こんにちは」と「あそびましょう」でも、足を止めてみましょう。
まるで、子供の頃に、「だるまさんがころんだ」のように、ピタっと止まる動作も、
とても、高齢者にとっては、脳トレで、
しかも昔子供の頃に遊んだ風景が思い出されて、懐かしく、楽しめる歌であります。
※この「どんぶりこ」の言葉の意味は・・・水に、どんぐりが、音を立てて落ちる様子です。
高齢者9月の秋の歌!9月の歌で元気いっぱい!童謡・音楽療法脳トレ⓶赤とんぼ
作詞:三木露風 作曲:山田耕作
大正10年、「樫の実」に発表される。
●私のおばあちゃんが、よくこの「赤とんぼ」を口ずさんでいました。
●まだ、8月中旬ですが、窓をあけて、空を見たら、すでに、とんぼが飛んでいました。
なので、9月の歌・秋の歌!として、涼しさを思い浮かべられる「赤とんんぼ」の歌ですね!
そして、赤色から、夕方の色、秋色、とも秋の想像が膨らんでいきますね!
~音楽療法・脳トレ~
●高齢者の方ですので、椅子に座って、ゆっくり3拍子なので、三角形の、
楽器のトライアングルが目の前にあるかのように、
3拍子を、手を前に出して、リズム取りされて歌って下さい。
1拍目を、両足もかかとでリズム取りしても楽しいですし、脳トレにもなります!
●歌詞が、4番まであるので、例えば、3番・4番になったら、
椅子に座ったまま、
1・2・3の1の時に、左足で、1拍目を取り、
2・3で手拍子をしながら、歌うように、切り替えをされても、楽しいでしょう。きっと、高齢者の方に、笑顔がこぼれる、9月の秋の歌「赤とんぼ」です。
●しかし、歌は、高低差が結構あるので、高い声が出ない高齢者の方は、無理せず、
口ずさむだけでも大丈夫です。
高齢者9月の秋の歌!9月の歌で元気いっぱい!童謡・音楽療法脳トレ⓷里の秋
昭和20年 NHKで放送。
●私は、この「里の秋」が大好きで、秋の歌・9月の歌・・となると、すぐに、この歌を思い出します。
~音楽療法・脳トレ~
●このメロディラインが、高くなったかな?と思ったら、
すぐ低くなった?・・という、微妙な、高低差が結構あります。
まるで、8の字を書いたような、メロディがはまる、素敵な曲なのです。
高齢者の方が歌う時は、無理せず、ある程度でよいので、メロディラインは、軽やかな気持ちで歌われると楽しいですね!
●4拍子です。立って、両手を後ろの方に組んで、2拍ずつで、左右に揺れるように、リズムに合わせ、歌ってみましょう。
●「くりのみ」が歌詞の中で、出てきますが、その時は、大きく、前の方で、
栗の形を真似したり、大きく〇を描いて、歌うと、高齢者の方にも笑顔がこぼれるでしょう。
栗=秋の歌ですね!
高齢者9月の秋の歌!9月の歌で元気いっぱい!童謡・音楽療法脳トレ④とんび
大正7年 大正少年唱歌に発表。
●夏も終わって、秋が近づくと、とんびをよく見ます。
夏の終わり~9月・・なので、9月の歌としました!
●特に、山~海辺へ行くと、よくみるとんびですが、本当に、素敵なメロディラインなので、
歌うと、高齢者の方からも喜ばれる歌だと思います。
●歌の中で、「ピーひょろ~」と聴こえますが、歌詞は、「ピンヨロ~」みたいです(笑)
この「ピンヨロ~」のところが素敵で、はまってしまう、秋の歌ですね!
~音楽療法・脳トレ~
●4拍子です。最初のメロディのところでは、歌いながら、前へ1~2~3~4~と進んでいきましょう。そして、後ろへ戻ってきます。それを繰り返します。
●「ピンヨロ~」の歌詞の繰り返しのところは、両腕を広げて、とんびの真似をしてみましょう。
●高齢者の方は、音楽体操にもなりますので、両腕を左右、力を抜いて、上下に、翼のように、しなやかに揺らすとよいでしょう。
高齢者9月の秋の歌!9月の歌で元気いっぱい!童謡・音楽療法脳トレ⑤月の砂漠
大正12年 少女倶楽部に発表。
●この「月の砂漠」を最初聞いた時は、何とも、渋い!と感じました。
渋くて、かっこいい、私的に秋を感じる歌でしたので、9月の歌・秋の歌!とさせて頂きました!
●短調で、少し、寂しい感じですが、秋の夜も感じさせ、口ずさめるような歌ですね。
秋は、少し、ほっころ、ゆっくり、この「月の砂漠」でも聴いて、
深呼吸、高齢者施設、老人ホームなどの周りなども散歩されるといかがでしょうか?!
~音楽療法・脳トレ~
●メロディが、沢山、付点が付いているので、「タッタタ~」「タッタッタター」と、
短調ながらも、短調ですが、4拍子なので、動きのある秋を思わせる歌だと思います。
●例えば、その付点のところ、「タッタ」のところは、休んでおいて、
「タッタター」のターのところから、足踏みを1・2・3とします。
全部、最初、言葉を、「タッタター」だけで歌い、足踏み、リズム体操をすると楽しいです。
そして、次に慣れてきたら、歌詞を歌ってみましょう。
まさに、高齢者の方には、脳トレ、音楽体操にもなります。
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