みんなのうた三大トラウマソング:メトロポリタンとクラリネットと?

みんなのうた

NHKみんなのうたは、60周年を迎えます。

私は、みんなのうたの中で、実は怖い、トラウマになる歌も、結構多いのに気づきました。

その、癖になる?トラウマになる?!三大トラウマソングを、私なりに考察してみました。

題して、みんなのうたの中のトラウマの王様!三大トラウマソング!です。



みんなのうた:三大トラウマソング

①メトロポリタンミュージアム(美術館)

②クラリネット壊しちゃった

③勇気一つを友にして

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みんなのうた:三大トラウマソング①メトロポリタンミュージアム(美術館)

みんなのうた:三大トラウマソングの1番バッターは、やはり!

①メトロポリタンミュージアム(美術館)です!

・・この歌は、作詞・作曲した大貫妙子さん=ご本人が!歌っています。

オープニングは、ゆったりとした曲調で、

まるで、大貫さんが・・耳元で、ささやいているかのような・・優しい小声で歌い始めます。

それが、最初から、ちょっと怖いです。

ささやき声がトラウマの始まりとなります。

※イメージ図 天使と女の子・・

オープニングのささやき声で、ぞわっとして、一瞬にして、怖い幻想の世界に引き込まれる歌=メトロポリタンミュージアム(美術館)!です。

誰もが、三大トラウマソングに納得するうただと思います。

 

映像と歌詞・・不思議感、満載です。薄暗い夜の様子なので、怖くて、描写がグレーの色ばかりで、その暗い、色彩が、印象に残ってしまい、怖いトラウマになります。

※ツイッター映像より

●誰でも、小さい子供の時に、冒頭の映像の、暗い美術館の中の女の子と、展示物を見たら、少し怖く、奇妙な映像なので、トラウマになると思います。

しかしながら、途中、意表をついた、コミカルな映像も出てくるので、そこは、ほんわか、ちょっぴり、優しい気分にもなります!

その女の子やミュージアムの展示物達は、踊り出しますから(笑)

●全く、怖い?のか、コミカル?なのか、よくわからない不思議な映像が、もしかして、

不思議面白い、でもちょっぴり怖い・・という、トラウマになっているのかもしれません。とにかく、印象深い、メトロポリタンミュージアムですね。

●ポツリポツリと、間(ま)があく怖いような、甘いような、メロディと歌声も、とても印象的です。

●奇妙で登場物が、可愛い、主人公の、無表情の女の子と踊る姿が、怖いのだけど、憎めません。

※ツイッターよりメトロポリタンミュージアムのレゴミイラ!という

面白いものを発見しました!レゴで作るなんて、面白いですね。





映像と歌詞の大まかなですが・・

主人公の女の子が、美術館で眠ってしまいました。

気付くと、もう夜です。

美術館には、天使像や、古代エジプト王、ファラオが展示してあります。

暗い、美術館の中で、女の子が、展示してある、無表情な天使と一緒に、いきなり踊り出します。

・・・この部分は、とてもリズムカルで愛らしいのです。女の子は、不思議可愛いです。

そして、今度は、顔のパーツがない、古代エジプト王ファラオが出てきて、

女の子と一緒に踊ります。全く、ビックリです。

※イメージです。

主人公の女の子が、ぐるぐると巻いてある、怖いミイラの、包帯を持ち、一緒に踊る様子は、少し、くすっと笑い出します。

次に、面白いのは、突然、主人公の女の子が、バイクに乗って、空中をグルグル回ります。

歌詞の中の、物語の展開が、面白ろくて、トラウマなのです。

コミカルで、意味不明、奇妙さが、子供心にトラウマになるのだと思いました。

歌詞の内容も、大貫さんが作っているので、大貫さんは、・・実は、とてもメルヘンチックで面白い方ではないか?!と思いました。

大人になって、「ナイトミュージアム」を映画で見た時に、この、みんなのうたの、

メトロポリタンミュージアム(美術館)のアニメーションをすぐ思い出しました!

「タイムトラベルは楽し~」の歌詞通り、私もタイムスリップした感じになるのです。

そして、このメトロポリタンミュージアムの、1番、怖い場面は・・

最後、主人公の女の子が、絵画 の中に閉じ込められた!という オチ があるところです。

一瞬にして、さっきまで、楽しそうに、踊っていた女の子の、

最後の閉じ込められる恐怖感にビックリトラウマしました。

あっけらかんと、さらってそのオチが、きて、この歌が終わるので、最大のトラウマだと思いました。

この、みんなのうたの、メトロポリタンミュージアム(美術館)は、

多くの方が選ぶであろう、怖いけど、面白く、懐かしい・・そして、その不思議感についつい、見てしまう三大トラウマソングの代表曲でしょう。



みんなのうた:三大トラウマソング②クラリネット壊しちゃった

②クラリネット壊しちゃった という曲は・・・教科書にも出てくる、とても有名な曲です。

●フランス民謡で、フランスナポレオン軍が歌った、行進曲からきたものらしいです。

●石井好子さんが和訳をされています。

●曲調は、とても調子がよく、明るい長調です。

歌は、ダークダックスさんが、渋く、低い声で歌っています。

※若かりし、ダークダックスさんのお姿をツイッターにて発見!嬉し過ぎます!


時折、恐怖・・を感じてしまうような、低い声のトラウマソング、と言ってよいでしょう・・・。

※実は、歌詞を聴いていくと・・わかってびっくり・・トラウマのイメージ
 

この「クラリネット壊しちゃった」の歌詞を、しっかり聴いてみると・・・結局、全部音が出ない!という事が判明します。

これがまた、オチがあるトラウマソングになりますね。

歌詞で、その内容がわかった時は、衝撃とはうらはらに、歌詞がお茶目だ!と、とても印象に残りました。

私は、小学生の頃、全く、歌詞を深く考えずに、楽しく、歌っていたのでした。それも今となっては、その事自体がトラウマなのです。



音楽全体:オープニングは、クラリネットの音がずれて、ミスしたような音と、裏返った、きつい音から、始まります。

※クラリネットとはどんなものかツイッターにて実際のクラリネットを見つけました!


サビの部分は、クラリネットの音程が、明らかに外れている演出です。

その、きつい響きに、嫌~な感覚で、耳にトラウマになる音が残ります。

●途中、「どーしよう、どーしよう」の、困っている、男の子の歌声に対し→

「はぁ~、こら!」のダークダックスさんの、低い声のかけ声が出てきます。

その声を聴くと、まるで、「怖い先生に、叱られているような感じ」で、そこがトラウマに陥ります。

更に、音程の外れた、クラリネットもどんどん、割り込んでくるので、

それは、まるで、夜、暗くなった動物園で、大きな鳥が鳴いていて、

怖い男の人が、追っかけている・・・そんな不気味な、トラウマソングです。

※暗い中を、怖い男の人が追いかけてくるイメージです。

     

「クラリネット壊しちゃった」の、歌詞の「パッキャマラード」の意味は・・・

フランス語で、「進もう戦友よ!」という意味らしいです。

「戦友!」という言葉が、まさかの意外でした。その言葉のギャップが、トラウマソングとなりました。

本来、この曲は、「子供を励ます、父親のかけ声!」の、応援歌のようです。

●歌の最後には、「ドとレとミとファと、~・・音が出な~い!」という歌詞が、出てきますが、これまたトラウマ衝撃です。コメディみたいですね・・。

これは、結局は、全部音出ない!・・と、歌詞がわかってしまっていても、

今も昔も、その部分をわざと強調するように、子供達は相づちをうって、楽しそうに歌っています。

面白いけど、怖い、三大トラウマソングの1曲になりました。



みんなのうた:三大トラウマソング③勇気一つを友にして

みんなのうた:三大トラウマソングの3曲目は、⓷「勇気一つを友にして」です。

●1975年10月~11月放送されました。

●作詞は、片岡輝さん。作曲は、越部信義さんです。

●歌手の山田美代子さんが、歌ってらっしゃいます。

「勇気一つを友にして」は、誰もが、聴いた事がある名曲で、学校の合唱でも、よく歌われています。

・・「勇気」という言葉が、合唱で、選ばれる、要素なのかもしれません。

しかし、ちょっと「勇気」の割には、怖いトラウマ感半端ありません。

●曲調は、短調で、悲しく、暗い感じがします。

●映像が、怖い、不気味、暗いです。

●映像の内容・・のっぺらぼうの、顔のパーツがない、悲し気な、イカロス人が出てきます。






●イカロスとは、ギリシャ神話に出てくる神です。

イカロスは、ロウで作られています。

イカロスは、白い羽で、どんどん雲より高く、飛んで昇っていきます。

私は、この「イカロス」という言葉が出てくる時点で、すでに、その言葉の音の響きがトラウマで耳に残りました。

「イカロス・・・」「イカ?!ロス?!・・・」

その、主人公イカロスは、どんどん上へ昇っていき、太陽へと近づいて行きます。

↓イカロスが飛ぶ空のイメージ・・どうしても、空へ飛んで行きたいイカロス・・

私は、小さい頃、「どうして、溶けると、わかっているのに、そんなに、必死になって、イカロスは、太陽まで昇って行ってしまうのだろうか?・・」と、

子供心に、不思議に思って、映像を見ていました。

その躊躇せず、無表情で、どんどん、太陽へと突き進む「イカロス」の姿が、

ある意味、半端なく怖くて、トラウマになってしまうのです。

「イカロス」は、私が(見ている人が)心配しているのとは、うらはらに、

猪突猛進に、どんどん上へと、突き進み、羽が溶けて、とうとう、(やはり)崩れて落ちていきます。「なんてこった・・」と小さい頃に思った私・・

その怖い映像が、あっけらかんにとられ、見ていてショックで、トラウマで残る事でしょう。

子供も大人も、怖くて、トラウマうたなのです。

そういうことで、みんなのうたの、三大トラウマソングの1曲とさせて頂きました。

でも、一体、この「勇気一つをともにして」の、歌詞は、私達に、何を伝えたかったのでしょうか・・

私は、映像を見て、歌を聴いたあと、1人で、ぼーっと、「勇気」とは一体何ぞや?!・・と、放心状態で考えさせられる、考えさせられた、そんなトラウマソングなのです。



みんなのうた:三大トラウマソング:まとめ

小さい頃、みんなのうたを見て、トラウマになったうたは、予想の結末とは、全く、反対になったり、ビックリでオチのあるもの、意表をつくものでした。

歌詞も、ず~んと沈んでしまいそうな、考えさせられる内容も多かったと思います。

映像アニメーションも、残念な結果となりますが、でも、とても今風で、斬新です。

トラウマになる歌声とは、ささやいたり、とても声が低かったり、逆に、澄んでいて、綺麗な声で、音程は高かったりと・・色々な要素があり、怖い歌になっていました。

思考、視覚、聴覚、曲調、独特なリズムなど、全てにおいて、強烈に、印象に残ったものが、三大トラウマソングになったのだと思います。

大人になっても、小さい頃の記憶が、一瞬で蘇る!という、口ずさむトラウマソングです。

皆さんも是非、みんなのうたの、三大トラウマソングを、聴かれてみて下さいね。

きっと、子供の頃の、あの懐かしい記憶に戻れます。その戻れるのは、強烈なトラウマ感があるから、戻れるのです。

きっと、昔の懐かしい記憶が蘇り、嬉しくなること、間違いないでしょう。

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