NHKみんなのうたは、60周年を迎えます。
私は、みんなのうたの中で、実は怖い、トラウマになる歌も、結構多いのに気づきました。
その、癖になる?トラウマになる?!三大トラウマソングを、私なりに考察してみました。
題して、みんなのうたの中のトラウマの王様!三大トラウマソング!です。
みんなのうた:三大トラウマソング
①メトロポリタンミュージアム(美術館)
②クラリネット壊しちゃった
③勇気一つを友にして
※他に、みんなのうたのトラウマランキングはこちら↓
※他に、怖い歌シリーズもどうぞ↓
みんなのうた:三大トラウマソング①メトロポリタンミュージアム(美術館)
みんなのうた:三大トラウマソングの1番バッターは、やはり!
①メトロポリタンミュージアム(美術館)です!
●歌・・この歌は、作詞・作曲した大貫妙子さん=ご本人が!歌っています。
●オープニングは、ゆったりとした曲調で、
まるで、大貫さんが・・耳元で、ささやいているかのような・・優しい小声で歌い始めます。
それが、最初から、ちょっと怖いです。
ささやき声がトラウマの始まりとなります。
※イメージ図 天使と女の子・・
オープニングのささやき声で、ぞわっとして、一瞬にして、怖い幻想の世界に引き込まれる歌=メトロポリタンミュージアム(美術館)!です。
誰もが、三大トラウマソングに納得するうただと思います。
●映像と歌詞・・不思議感、満載です。薄暗い夜の様子なので、怖くて、描写がグレーの色ばかりで、その暗い、色彩が、印象に残ってしまい、怖いトラウマになります。
※ツイッター映像より
NHKみんなのうた『#メトロポリタン美術館』が復活https://t.co/vBtGybdM71
同曲は1984年4月〜5月に初放送された楽曲。作詞・作曲を大貫妙子さんが担当しており、「♪タイムトラベルはたのし メトロポリタンミュージアム」というフレーズが印象的。 pic.twitter.com/wMDEUqlHfy
— ニコニコニュース (@nico_nico_news) November 28, 2017
●誰でも、小さい子供の時に、冒頭の映像の、暗い美術館の中の女の子と、展示物を見たら、少し怖く、奇妙な映像なので、トラウマになると思います。
しかしながら、途中、意表をついた、コミカルな映像も出てくるので、そこは、ほんわか、ちょっぴり、優しい気分にもなります!
その女の子やミュージアムの展示物達は、踊り出しますから(笑)
●全く、怖い?のか、コミカル?なのか、よくわからない不思議な映像が、もしかして、
不思議面白い、でもちょっぴり怖い・・という、トラウマになっているのかもしれません。とにかく、印象深い、メトロポリタンミュージアムですね。
●ポツリポツリと、間(ま)があく怖いような、甘いような、メロディと歌声も、とても印象的です。
●奇妙で登場物が、可愛い、主人公の、無表情の女の子と踊る姿が、怖いのだけど、憎めません。
※ツイッターよりメトロポリタンミュージアムのレゴミイラ!という
面白いものを発見しました!レゴで作るなんて、面白いですね。
レゴでミイラの棺を作りました。先日レゴランドCAでエジプト風の部屋やオブジェを見て、自分でもどうにか小さいサイズで作れないかと試行錯誤しながら挑戦しました。
蓋は回転スライド式で開くようにしていて、中にミイラを入れています。
みんなのうたのメトロポリタンミュージアムを思い出す… pic.twitter.com/khF5qzDgH4
— ジュネ (@jeunetleaf) October 17, 2018
●映像と歌詞の大まかな内容ですが・・
主人公の女の子が、美術館で眠ってしまいました。
気付くと、もう夜です。
美術館には、天使像や、古代エジプト王、ファラオが展示してあります。
暗い、美術館の中で、女の子が、展示してある、無表情な天使と一緒に、いきなり踊り出します。
・・・この部分は、とてもリズムカルで愛らしいのです。女の子は、不思議可愛いです。
そして、今度は、顔のパーツがない、古代エジプト王ファラオが出てきて、
女の子と一緒に踊ります。全く、ビックリです。
※イメージです。
主人公の女の子が、ぐるぐると巻いてある、怖いミイラの、包帯を持ち、一緒に踊る様子は、少し、くすっと笑い出します。
次に、面白いのは、突然、主人公の女の子が、バイクに乗って、空中をグルグル回ります。
歌詞の中の、物語の展開が、面白ろくて、トラウマなのです。
コミカルで、意味不明、奇妙さが、子供心にトラウマになるのだと思いました。
歌詞の内容も、大貫さんが作っているので、大貫さんは、・・実は、とてもメルヘンチックで面白い方ではないか?!と思いました。
大人になって、「ナイトミュージアム」を映画で見た時に、この、みんなのうたの、
メトロポリタンミュージアム(美術館)のアニメーションをすぐ思い出しました!
「タイムトラベルは楽し~」の歌詞通り、私もタイムスリップした感じになるのです。
そして、このメトロポリタンミュージアムの、1番、怖い場面は・・
最後、主人公の女の子が、絵画 の中に閉じ込められた!という オチ があるところです。
一瞬にして、さっきまで、楽しそうに、踊っていた女の子の、
最後の閉じ込められる恐怖感にビックリトラウマしました。
あっけらかんと、さらってそのオチが、きて、この歌が終わるので、最大のトラウマだと思いました。
この、みんなのうたの、メトロポリタンミュージアム(美術館)は、
多くの方が選ぶであろう、怖いけど、面白く、懐かしい・・そして、その不思議感についつい、見てしまう三大トラウマソングの代表曲でしょう。
みんなのうた:三大トラウマソング②クラリネット壊しちゃった
②クラリネット壊しちゃった という曲は・・・教科書にも出てくる、とても有名な曲です。
●フランス民謡で、フランスナポレオン軍が歌った、行進曲からきたものらしいです。
●石井好子さんが和訳をされています。
●曲調は、とても調子がよく、明るい長調です。
●歌は、ダークダックスさんが、渋く、低い声で歌っています。
※若かりし、ダークダックスさんのお姿をツイッターにて発見!嬉し過ぎます!
1951年(昭和26年)結成、男声コーラス界の草分け「ダークダックス」の2枚組ベスト盤!メンバーのぞうさんが選んだ究極のベスト「ダークダックス・プレミアム・ベスト‐我ら60年の歩み」が発売中。https://t.co/3RN3IkVGff#芽瑠璃堂トピック pic.twitter.com/U7H2c2huAh
— レコードショップ芽瑠璃堂 (@merurido) February 24, 2020
時折、恐怖・・を感じてしまうような、低い声のトラウマソング、と言ってよいでしょう・・・。
※実は、歌詞を聴いていくと・・わかってびっくり・・トラウマのイメージ
この「クラリネット壊しちゃった」の歌詞を、しっかり聴いてみると・・・結局、全部音が出ない!という事が判明します。
これがまた、オチがあるトラウマソングになりますね。
歌詞で、その内容がわかった時は、衝撃とはうらはらに、歌詞がお茶目だ!と、とても印象に残りました。
私は、小学生の頃、全く、歌詞を深く考えずに、楽しく、歌っていたのでした。それも今となっては、その事自体がトラウマなのです。
●音楽全体:オープニングは、クラリネットの音がずれて、ミスしたような音と、裏返った、きつい音から、始まります。
※クラリネットとはどんなものかツイッターにて実際のクラリネットを見つけました!
~クラコンプログラム紹介編✨~
3曲目は「早春賦」です!
みんなのうたで放送された日本の唱歌を、アンサンブル初挑戦の2人と社会人の先輩方で演奏します✨
楽しみにしてくださると嬉しいです!第10回クラリネットコンサート
日時:2022年3月27日(日)
会場:プラザウエスト さくらホール#saidairt pic.twitter.com/1bzYUl23qy— 埼玉大学吹奏楽部クラリネットパート (@suwo_cl) March 12, 2022
●サビの部分は、クラリネットの音程が、明らかに外れている演出です。
その、きつい響きに、嫌~な感覚で、耳にトラウマになる音が残ります。
●途中、「どーしよう、どーしよう」の、困っている、男の子の歌声に対し→
「はぁ~、こら!」のダークダックスさんの、低い声のかけ声が出てきます。
その声を聴くと、まるで、「怖い先生に、叱られているような感じ」で、そこがトラウマに陥ります。
更に、音程の外れた、クラリネットもどんどん、割り込んでくるので、
それは、まるで、夜、暗くなった動物園で、大きな鳥が鳴いていて、
怖い男の人が、追っかけている・・・そんな不気味な、トラウマソングです。
※暗い中を、怖い男の人が追いかけてくるイメージです。
「クラリネット壊しちゃった」の、歌詞の「パッキャマラード」の意味は・・・
フランス語で、「進もう戦友よ!」という意味らしいです。
「戦友!」という言葉が、まさかの意外でした。その言葉のギャップが、トラウマソングとなりました。
本来、この曲は、「子供を励ます、父親のかけ声!」の、応援歌のようです。
●歌の最後には、「ドとレとミとファと、~・・音が出な~い!」という歌詞が、出てきますが、これまたトラウマ衝撃です。コメディみたいですね・・。
これは、結局は、全部音出ない!・・と、歌詞がわかってしまっていても、
今も昔も、その部分をわざと強調するように、子供達は相づちをうって、楽しそうに歌っています。
面白いけど、怖い、三大トラウマソングの1曲になりました。
みんなのうた:三大トラウマソング③勇気一つを友にして
みんなのうた:三大トラウマソングの3曲目は、⓷「勇気一つを友にして」です。
●1975年10月~11月放送されました。
●作詞は、片岡輝さん。作曲は、越部信義さんです。
●歌手の山田美代子さんが、歌ってらっしゃいます。
「勇気一つを友にして」は、誰もが、聴いた事がある名曲で、学校の合唱でも、よく歌われています。
・・「勇気」という言葉が、合唱で、選ばれる、要素なのかもしれません。
しかし、ちょっと「勇気」の割には、怖いトラウマ感半端ありません。
●曲調は、短調で、悲しく、暗い感じがします。
●映像が、怖い、不気味、暗いです。
●映像の内容・・のっぺらぼうの、顔のパーツがない、悲し気な、イカロス人形が出てきます。
先日、NHKで”みんなのうた60フェスLIVE”を放送していた。その中で私が懐かしいと思った歌は、[勇気一つを友にして]1975年放送。私は子どもの頃からずっと、[イカロスの翼]という題名だと思っていた。
あ~、勘違い!!エヘェ~💬#みんなのうた60フェス
#音楽#写真 pic.twitter.com/1Sv5MG5QIr— 和雑貨の店 菊 (@wazakkakiku) May 12, 2021
●イカロスとは、ギリシャ神話に出てくる神です。
イカロスは、ロウで作られています。
イカロスは、白い羽で、どんどん雲より高く、飛んで昇っていきます。
私は、この「イカロス」という言葉が出てくる時点で、すでに、その言葉の音の響きがトラウマで耳に残りました。
「イカロス・・・」「イカ?!ロス?!・・・」
その、主人公イカロスは、どんどん上へ昇っていき、太陽へと近づいて行きます。
↓イカロスが飛ぶ空のイメージ・・どうしても、空へ飛んで行きたいイカロス・・
私は、小さい頃、「どうして、溶けると、わかっているのに、そんなに、必死になって、イカロスは、太陽まで昇って行ってしまうのだろうか?・・」と、
子供心に、不思議に思って、映像を見ていました。
その躊躇せず、無表情で、どんどん、太陽へと突き進む「イカロス」の姿が、
ある意味、半端なく怖くて、トラウマになってしまうのです。
「イカロス」は、私が(見ている人が)心配しているのとは、うらはらに、
猪突猛進に、どんどん上へと、突き進み、羽が溶けて、とうとう、(やはり)崩れて落ちていきます。「なんてこった・・」と小さい頃に思った私・・
その怖い映像が、あっけらかんにとられ、見ていてショックで、トラウマで残る事でしょう。
子供も大人も、怖くて、トラウマうたなのです。
そういうことで、みんなのうたの、三大トラウマソングの1曲とさせて頂きました。
でも、一体、この「勇気一つをともにして」の、歌詞は、私達に、何を伝えたかったのでしょうか・・
私は、映像を見て、歌を聴いたあと、1人で、ぼーっと、「勇気」とは一体何ぞや?!・・と、放心状態で考えさせられる、考えさせられた、そんなトラウマソングなのです。
みんなのうた:三大トラウマソング:まとめ
小さい頃、みんなのうたを見て、トラウマになったうたは、予想の結末とは、全く、反対になったり、ビックリでオチのあるもの、意表をつくものでした。
歌詞も、ず~んと沈んでしまいそうな、考えさせられる内容も多かったと思います。
映像アニメーションも、残念な結果となりますが、でも、とても今風で、斬新です。
トラウマになる歌声とは、ささやいたり、とても声が低かったり、逆に、澄んでいて、綺麗な声で、音程は高かったりと・・色々な要素があり、怖い歌になっていました。
思考、視覚、聴覚、曲調、独特なリズムなど、全てにおいて、強烈に、印象に残ったものが、三大トラウマソングになったのだと思います。
大人になっても、小さい頃の記憶が、一瞬で蘇る!という、口ずさむトラウマソングです。
皆さんも是非、みんなのうたの、三大トラウマソングを、聴かれてみて下さいね。
きっと、子供の頃の、あの懐かしい記憶に戻れます。その戻れるのは、強烈なトラウマ感があるから、戻れるのです。
きっと、昔の懐かしい記憶が蘇り、嬉しくなること、間違いないでしょう。
※他の怖いシリーズもどうぞ↓
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