今回は、ピアノを弾いている人がほとんど弾いていく
ブルクミュラー25の練習曲の「ちょっとした悲しみ」(小さな嘆き)
の楽譜考察をしてみました!
ちょっとした悲しみ:ブルクミュラー25の練習曲:ピアノ楽譜考察①ブルクミュラー紹介
●19世紀のドイツ出身の作曲家
●とてもわかりやすく、まとまった構成の曲を作る
●ピアノ学習者であれば、この25の練習曲は、誰もが通るピアノの教本、
定番練習曲集であります。
●メロディーが覚えやすく、ピアノを練習している者ならば、
1曲ずつ弾いていくごとに、テクニック的にも、表現的にも、
上達度も上がり、達成感も上がります。
ちょっとした悲しみ:ブルクミュラー25の練習曲:ピアノ楽譜考察②ちょっとした悲しみ(小さな嘆き)について
●ブルクミュラー25の練習曲の中で、16番目の曲です。
●4分の4拍子で弾きやすく、ト短調です。
●私は、「別れ」の曲12番に含まれているので、何だか、男女間の恋に見立てて、
弾いたりします。すると、楽譜をイメージ出来て、弾きやすいです。
ちょっとした悲しみ:ブルクミュラー25の練習曲:ピアノ楽譜考察③ピアノ楽譜考察
●まるで、日本でいう、演歌のような、メロディーだと
八代亜紀さんや、坂本冬美さんが歌うかっこいい、演歌みたいな感じです。
●この「ちょっとした悲しみ」の楽譜の、左パートを見ると、
左手の練習にもなるなと思いました。
小学生~ピアノを習っているとしても、なかなか、左手が利き手でないと、
左手がスムーズに動かないのが、ピアノを習っている人達、
子供達にとって悩みの種ですが、
この「ちょっとした悲しみ」は、左手が結構動くので、本当に、
左手の指の練習になります。是非、右手メロディーは、すぐ
弾けるようになりますので、左手の特訓曲の1つとして、
練習するのはいかがでしょうか?
●静かに・・感情を抑えてたが
→緊張、緊迫→爆発?!
→少し、もういいや、あきらめた・・
みたいに、私には思える「ちょっとした悲しみ」です。
ちょっとした悲しみ:ブルクミュラー25の練習曲:ピアノ楽譜考察④ピアノ演奏のコツ
●上にも述べたように、この「ちょっとした悲しみ」は、
メロディーがとても演歌のように物語性がある曲です。
なので、右手は、歌うような感じで弾いて下さい。
途中、ミ♭レ、ミ♭レが右手で続くのですが、だんだん、
激情の前ぶれかのように、クレッシェンドしていって下さい。
次の、右手の、シ♭ドレレーに向かって、盛り上がって弾いて下さいね。
●左手は、最初、結構動きますが、あくまでも、右が主役なので、
例えて言うと左手の最初は、「ボソボソッ」と弾いていって下さい。
それが、結構、ぞくっとするような、気になってしまう音楽
「ちょっとした悲しみ」なのです。
私的には、その控えめな左手、だけども、ちょっと、内に秘めた「悲しみ」的で、
楽譜を見ると、左手が上品で、かっこよく、聴こえてくるのです。
ちょっとした悲しみ:ブルクミュラー25の練習曲:ピアノ楽譜考察⑤ピアノ実演
※ユーチューブ元 わくわくルンルン 一部抜粋
コメント